塾という仕事で子供たちと接していると、ちょくちょく「なんで勉強しないといけないの?」という質問がくることがあります。
私自身の回答としては「将来の選択肢を増やすため」という理由があるのですが、これを子供に伝えてもあまりピンときてはいません。
考えてみれば当然のことで、まだこれから先の将来の話である以上、想像できないことが普通です。
まして色々な職業が世の中にはありますが、実際どのような仕事をしているのかは経験して見ないことには分かりません。
なので選択肢を増やすといっても、腑に落ちないのでしょう。
ここで、お笑い芸人の小島よしおさんの回答のスタンスを紹介します。
小島さんがこういう質問と相対した時、「勉強する意味を一緒に考えてみようか!」
ということを言うそうです。
常に語尾は「~ならどうだろう」「~じゃないかな?」
というように相手の意向をくみ取る形、また相手に考えさせ自分の考えを確立させるという動きを取られているそうです。
勉強をするのはなぜか?
ということに対して、こちらの考えを押し付けないという所に感銘を受けました。
私も常日頃から、押しつけないように心がけていきたいものです。
無意識にやってしまっているという時もありますので。
では今回は以上です。