さて、今回お話するのは、勉強で理解度を上げるには誰かに説明したりしてアウトプットするのが良いというお話を何度かこのブログで紹介しております。
では実際どのように説明したらいいのかという説明の仕方には鉄板の型がありますので、今回はそちらを2つご紹介します。
勉強に使える説明の型1「PREP法」
まず取り上げる「PREP法」は、「Point(結論)・Reason(理由)・Example(実例)・Point(結論)」の4要素から成る型。
ライティング指導などを行なう中野巧氏によると、PREP法を使うと、結論を重視した説得力のある文章が完成するそうです。
「学んだことを誰かに伝えたい!」というときに、役立つ型と言えるでしょう。
PREP法の大まかな流れは「最初に結論を述べる→その裏づけになる理由・根拠を示す→最後に同じ結論で締めくくる」というもの。
つまり「理由・根拠」などの詳細情報を、「結論」でサンドするような構成です。
「説明ってどうやるんだろう……?」と迷ったとき、ぜひこのPREP法を思い出してください。
勉強に使える説明の型2「時系列法」
時間や順序に関わる知識を勉強しているなら、情報を時間の流れの順に記述する「時系列法」を用いるのがオススメです。
たとえば、
- 資格の勉強で、取引の流れを頭に入れたい
- 経済学の勉強で、お金の動き方を整理したい
- ある物事や出来事の成立背景を整理したい
- 日本史や世界史の知識をまとめたい
といったシーンでは時系列法が適していそうですね。
勉強の内容により、「時間や順序が関わるものは時系列法、それ以外のものはPREP法」という具合に使い分けるのもよいでしょう。
冒頭に、最も重要な情報や核となる情報(結論)を述べ、その後時系列でNFTの成立背景を説明しています。つまり「結論 → 過去~未来」という構成です。
勉強の質を高めたい。勉強したことをしっかり覚えたい。そんな方はぜひ「説明上手」になることを目指してくださいね。