あと2つ紹介していきます!
【2】10分で実践「13文字要約」
「文章が長くてわかりづらい」「短く書き直して」と言われたことはありませんか?
「わかりにくいかも」と思ってついつい文章を足してしまうのは、よくあることです。
わかりやすい文章作成のための要約力を「13文字要約」で鍛えましょう。
重要な情報を13文字以内で表現するいうことです。
人間が瞬発的に文字と意味を同時に把握できる文字数の上限は13文字。
「Yahoo!ニュース」の見出しも13文字で収まっているそうで、これを超えると読み手には「理解する努力」が必要になるらしいです。
※重要なポイント
- 修飾語をカット:「Yahoo!ニュース」の見出しは事実を伝えることを重視し、修飾語を省いて字数を圧縮している
- ひらがなをカット:「〜のための」「〜による」「〜について」といった表現や「~を」などの助詞はカット。省いても成り立つことが多いため
- 主語・述語をカット:13文字要約に主語・述語の構成は不要。これらがあるとどうしても「文章」のかたちになってしまう
日頃50文字くらいで伝えている内容も、工夫すれば13文字でまとめられます。
13文字は余計な修飾語やテクニックを入れる余地のない、要約に徹さざるをえない字数。
重要な情報を見極めて表現する力を、このトレーニングで鍛えましょう!
【3】5分で実践「自分の書いた文章の読み直し」(メールやLINE)
「もっと読みやすいメールを書いてくれるといいんだけど」
「誰が何をしたのか」という基本的な部分を誤読されてしまった。
そんな経験がある人は、「メールの読み直し」というトレーニングを実践してみてください。
必要な時間は1日たった5分から。続ければ早くて2週間で効果が出てくるそうです。
具体的な方法は、文面を送信する前に下書き保存し「他人が自分に送ってきたもの」というつもりで読み直すだけ。
客観的に自分の文章を読み直すことで、相手に伝わる書き方を意識できるようになります。
【ポイント】
・漢字を羅列しない
・表記を統一する
・「が」「ので」を多用しない
必ずしもまとまった時間がとれなくても、文章力は鍛えられます。今回紹介した方法をぜひひとつでも実践してみてください。