英語を勉強するメリット4:脳の活性化に有効
たとえ英語を使う機会がなくても、英語の勉強にはじつはメリットがあります。
そのメリットとは、脳の活性化。
英語を含む外国語の勉強は、認識や判断に必要な脳の機能を総動員するため、
外国語を理解しようとしたり、相手とうまく外国語でコミュニケーションしたりする行為そのものが脳全体の運動になりえるのです。
外国語を勉強することで、脳の機能を向上させたり、老化を遅らせたりできるというさまざまな研究があります。
たとえばアメリカにあるペンシルバニア州立大学では、中国語の語彙を6週間かけて学習した英語のネイティブスピーカーのほうが、学習しなかったネイティブスピーカーに比べて脳内ネットワークを構成している神経に発達が見られたという研究報告がありました。
スウェーデンにあるルンド大学の研究では、13か月間外国語を勉強したグループのほうが、言語以外の勉強をしたグループに比べて、海馬と大脳皮質の発達が見られ、脳の機能が向上したことが明らかになっています。
つまり外国語である英語を勉強することで、脳の働きを活発にするメリットも期待できるのです。