英単語・漢字を覚える時に覚え方が分からず、とにかく何度も書いて覚えようとしたこと。
という経験はありませんか?
この方法はひとまず勉強のやり方としてすぐに考え付く方法で取り組みやすいものではあるのですが、勉強した結果覚えるということに関して見れば最もタブーなやり方です。
学校の先生は言ったりします。
「いっぱい書いて頑張ったね」「綺麗に書けてるね」等々。
そのような美意識は一度リセットしましょう。
今回はこの方法が悪である根拠をお伝えしていきます。
①作業になっていて頭を使っていない
いやいや、自分は頭を使いながらやっているよ!という人もいるかもしれません。
実際意識しながらやっていると分かりますが、本当に頭は使っていません、思考が止まっています。
なぜなら、常に横に答えがある状態で書き続けることになるからです。
暗記の基本は「隠して覚える」です。重要なのは答えが見えない状態でやること。
②書くことが目的になってしまっている
ノートいっぱいに単語を書くのが目的となり綺麗に埋め尽くすことで満足感を得ることになります。その満足感は単語を覚えられたかどうかとは一切関係はありません。
目的が「覚えること」じゃなくて「埋めること」になっている何よりの証です。
③コスパが悪い
これが一番の重要点かもしれません。
ただ書くという行為には時間がかかります。例えばノート1ページに1行ずつ単語を変えてびっしり書いていったとしましょう。さて、どれぐらいの時間がかかるでしょうか?
そしてその経過した時間の成果はどれぐらいのものでしょうか?
当然時間には限りがありますからね、少しでも効率的な方法で勉強はしましょう!
さて、今回は以上ですが、これだけですとただ書くという行為をしている人を否定しただけになるので、次回はでは単語等はどのように勉強すべきかということについてお話していきます。