中学国語の勉強の上で文章題とは違い、純粋に覚えているかどうかの勝負となる文法について解説します。
まず文法を学んでいくでの第一歩は「文節」です。
・文節とは何か?
はい、日本語の文を意味のある単位で区切ったもの、というのが国語的な答え方です。
が、これの見分け方というのはとても単純。
・文節に分ける方法
文章に「ネ」や「サ」を入れてみて意味が通じるところが文節の切れ目と考えて大丈夫です。
例文:きのう、ぼくはサッカーの試合に出た。
きのう(ネ)、ぼくは(ネ)サッカーの(ネ)試合に(ネ)出た(ネ)。
という分け方になります。
・注意すべきポイント
1つ:「こと」「とき」「もの」「ほう」
例:~すること → ~する(ネ)こと
2つ:「やってくる」「こんでいる」などの「くる」「いる」「みる」など
例:やってくる → やって(ネ)くる
この場合も文節で区切ります。
さらにもう一つ。
・「楽しくない」といった言葉で「ない」の部分が「ぬ」で代用できない
「ぬ」に変換できない場合、これも文節としてきります。
さて、文節だけでも大分ボリュームがありますね。
文法の問題に取り掛かるうえで品詞の前にまずは文節から!
ぜひ覚えてください。
では今回は以上です。