
・受験生の心に大きく影響する「親の言葉」とは何か
・受験生のやる気や自信を下げてしまうNGワード10選
・受験期に子どもの力を引き出す親の関わり方
この記事の著者:ヒーローズ東郷校の先生東郷町の個別指導塾ヒーローズ東郷校の先生。誰にでもわかるように、そして今日から実践したくなるよう勉強法から伝え、一生役に立つ学習習慣が身につく指導を心がけています。
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受験生の親であれば、一度はこんな経験があるのではないでしょうか。
「頑張ってほしい」
「もっと伸びてほしい」
そんな思いからかけた一言が、
子どもを怒らせてしまったり、落ち込ませてしまったりした経験です。
実は、受験期の子どもはとても繊細な状態にあります。
勉強へのプレッシャー、不安、将来への焦りなど、さまざまな感情を抱えながら日々を過ごしています。
そんな中で、親の言葉は想像以上に大きな影響を与えます。
心理学の研究でも、親の関わり方には
「子どもの自主性を大切にする関わり方」と
「親がコントロールしようとする関わり方」
の二つがあると言われています。
そして後者、つまり親のコントロールが強くなると、子どもは
・自信を失う
・やる気をなくす
・親に本音を言えなくなる
といった問題が起きやすくなります。
そのきっかけになるのが、親の何気ない「言葉」なんです。
今回は、受験生の親がつい言ってしまいがちな
NGワードを紹介します。
目次
1. 受験生の心はとても繊細|親の一言が与える大きな影響

受験期の子どもは、常にプレッシャーの中で生活しています。
模試の結果
周りの友達との比較
志望校への不安
将来への焦り
こうしたストレスを抱えている中で、
親の言葉は「励まし」にも「プレッシャー」にもなります。
特に注意したいのが、心理学でいう
心理的コントロールと呼ばれるもの。
これは、罪悪感を抱かせたり、期待を押し付けたりすることで、
子どもの行動をコントロールしようとする関わり方です。
例えば
「そんな点数じゃダメだろう」
「〇〇君はもっとできているのに」
「塾に行かせているのに」
こうした言葉は、親としては励ましのつもりでも、
子どもにとっては大きなプレッシャーになってしまうんですね。
すると勉強は
「自分のためにやるもの」ではなく
「親に怒られないためにやるもの」
に変わってしまうんです。
2. 受験生の親がつい言ってしまうNGワード①|条件付きの愛を感じさせる言葉
まず注意したいのが、成果によって愛情が変わるように聞こえる言葉。
例えば
①「いい点数取ったら、お母さんうれしいな」
②「こんな点数じゃダメだよ」
③「次はもっといい点取れるよね?」
このような言葉は、子どもに
「結果が出せない自分には価値がない」
と感じさせてしまいます。
すると、子どもは親に認めてもらうためだけに勉強するようになり、
本来の学習意欲が失われていってしまうんです。
3. 受験生の親がつい言ってしまうNGワード②|他人との比較や批判の言葉
次に多いのが、他人との比較。
④「〇〇君はもっとできているのに」
⑤「なんであなたはできないの?」
⑥「そんな勉強のやり方じゃダメだよ」
こうした言葉は、子どもの自信を大きく傷つけます。
勉強は本来、昨日の自分より成長するためのものです。
しかし、他人との比較ばかりされると、子どもは
「どうせ自分はダメだ」
という感覚を持つようになってしまいます。
4. 受験生の親がつい言ってしまうNGワード③|自律性を奪ってしまう言葉
受験期の親は、つい子どもを守ろうとして過干渉になりがち。
例えば
⑦「先生にはお母さんから言っておくから」
⑧「今は勉強だけしてればいいから」
⑨「将来のこと考えて、この学校にしなさい」
⑩「ちゃんと勉強してるの?」
こうした言葉は、子どもの自律性を奪ってしまいます。
心理学では、人がやる気を持つためには
自分で決めている感覚が大切だと言われています。
親がすべて決めてしまうと、
子どもは「やらされている勉強」になってしまうんですね。
5. 受験生の親に本当に大切な関わり方|子どもの心を支える言葉とは

では、受験生の親はどのように関わればよいのでしょうか。
大切なのは、子どもを評価することではなく、
安心できる存在になること。
・結果だけでなく努力を見る
・不安な気持ちを否定しない
・子どもの選択を尊重する
そして何より伝えてほしい言葉があります。
「結果がどうであっても、
お母さん(お父さん)はあなたの味方だよ」
この安心感があるからこそ、子どもは挑戦する勇気を持つことができます。
6. 受験生にとって親は「評価者」ではなく「安心できる存在」
受験は、子どもにとって人生の大きな挑戦です。
だからこそ親の役割は、結果を評価することではなく、
安心して挑戦できる環境をつくること。
親の言葉は、参考書よりも強い影響を持っています。
ぜひ今日から、子どもの心を支える言葉を意識してみてくださいね。
7. 受験生の親がつい言ってしまうNGワード10選(まとめ)
今回紹介したNGワードを、最後にもう一度まとめておきますね。
①「いい点数取ったら、お母さんうれしいな」
②「こんな点数じゃダメだよ」
③「次はもっといい点取れるよね?」
④「〇〇君はもっとできているのに」
⑤「なんであなたはできないの?」
⑥「そんな勉強のやり方じゃダメだよ」
⑦「先生にはお母さんから言っておくから」
⑧「今は勉強だけしてればいいから」
⑨「将来のこと考えて、この学校にしなさい」
⑩「ちゃんと勉強してるの?」
どれも、親としてはつい言ってしまいがちな言葉です。
しかし、こうした言葉は子どもにとって大きなプレッシャーになることがあります。
大切なのは、子どもをコントロールすることではなく、
安心して挑戦できる環境をつくることです。
最後に、塾で受験生を見てきて感じることを一つお伝えしたいと思います。
成績が伸びる子の家庭ほど、共通していることがあります。
それは、家庭の中に「安心できる空気」があること。
ある親御さんは、こんなふうにおっしゃっていました。
「本人が本当に行きたいんだったら応援したいんです。
結果がどうであれ、きっと良い経験になると思うので、信じて見守ります。」
そして、こうも言っていました。
「最終的に、本人が『挑戦してよかった』と思える受験にしてあげたいんです。」
塾で多くの受験生を見てきましたが、
こうした言葉をかけられている子どもほど、
最後の最後でぐんと伸びていくことが多いと感じています。
安心できる場所があるからこそ、
子どもは思いきって挑戦できるのかもしれません。
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