・受験生の睡眠時間に関する考え方
・睡眠時間が成績や集中力に与える影響
・親が判断するときに大切なチェックポイント
この記事の著者:ヒーローズ東郷校の先生東郷町の個別指導塾ヒーローズ東郷校の先生。誰にでもわかるように、そして今日から実践したくなるよう勉強法から伝え、一生役に立つ学習習慣が身につく指導を心がけています。
ヒーローズ東郷校について
「もう少し勉強時間を増やした方がいいのかしら?」
「でも、睡眠を削って体調を崩すのも心配よね」
受験生の睡眠時間について
こんなふうに悩まれるお母さんは多いのではないでしょうか?
志望校には合格してほしい
体調を崩すことなく本番を迎えてもらいたい
そう思えば思うほど
睡眠時間はどうしたらいいの?と、迷ってしまいますよね。
一体、何時間が正解なのでしょう?
この記事では
受験生の親御さんがもう睡眠時間のことで悩まなくてもいいように
睡眠時間についてどのように考えたらいいのかをお伝えしていきます。
私自身も受験生だった頃に一番悩んだのは
睡眠時間についてでした。
正解を求めて多くの本を読みましたが、書いてあることはバラバラ。
短時間睡眠法、睡眠八時間説、四時間半説…
いろいろ試してみても、
はっきりとした答えには行きつきませんでした。
「結局、何時間眠ったらいいんだろう?」
そうやって時間ばかりを探し続けた私でしたが
実は、大切なことは時間そのものではなかったのです。
残念ながらそのことに気づけたのは受験生を終えた頃でした。
さて、本当に大切なこととは何でしょうか?
目次
1. 受験生の睡眠時間に「正解の時間」はない
最初に結論からお伝えします。
受験生の睡眠時間に、「この時間がベスト」という正解はありません。
なぜなら、必要な睡眠時間は一人ひとり異なるからです。
同じ6時間睡眠でも、
・日中しっかり集中できる子
・午後には眠気で勉強が手につかない子
このように、個人差が大きいのが現実です。
大切なのは「何時間寝たか」ではなく、
その睡眠で日中のパフォーマンスが維持できているかということ。
授業中に眠くならないか、夕方まで集中力が続くか――。
数字だけで判断せず、
お子さんの様子をよく観察することが何より重要です。
2. なぜ睡眠時間が成績に影響すると言われるのか
睡眠が大切だと言われるのには、明確な理由があります。
① 記憶が定着しやすくなる
勉強した内容は、寝ている間に頭の中で整理されると言われています。
だから、しっかり睡眠がとれていると、
「覚えたことが、翌日もちゃんと残っている」
という状態になりやすくなるんですね
② 集中力とミスの数に影響する
睡眠が足りないと、
・集中力が続かない
・うっかりミスが増える
といったことが起こりやすくなります。
「わかっているのに間違える」状態が増えるのは、
能力の問題ではなく、睡眠の影響であることも少なくありません。
③ 気持ちが不安定になりやすい
見落とされがちですが、睡眠はメンタル面にも関わります。
寝不足が続くことで、
・イライラしやすくなる
・不安が強くなる
といった状態に陥ってしまうこともあります。
受験期に気持ちが不安定になっている原因が、
実は睡眠不足だった、ということもあるんですね。
こうした理由から、
親御さんが睡眠を気にするのは、決して過保護ではありません。
むしろ、とても自然で大切な視点なんです。
3. 親が見るべき睡眠の「時間」より大切な判断基準
では、何を基準に判断すればいいのでしょうか。
見てほしいのは、「何時間寝たか」ではなく
日中の子どもの状態です。
例えば、
・朝、ぼーっとした様子もなく目覚めているか
・授業中や勉強中に、眠そうな様子が目立っていないか
・以前と比べて、明らかに集中力が落ちていないか
・体調を崩しやすくなっていないか
こういった問題が特にないのであれば、
その睡眠リズムは、今のお子さんに適している可能性が高いといえます。
時間より「状態」を見る
この視点を持つだけで、判断はぐっと楽になります。
ぜひ、お子さんの日中の様子を見てあげてください。
以下、10項目をチェックリストにしたので、確認してみてください。
●睡眠不足のサイン チェックリスト
お子さんの最近の様子について、当てはまるものにチェックを入れてみてください。
※あくまで目安です。当てはまったからといって、すぐに問題があるわけではありません。
□ 朝、なかなか起きられず、何度も声をかける必要がある
□ 起きた直後、ぼーっとしている時間が長い
□ 朝食をあまり食べなくなった、食欲が落ちている
□ 授業中や勉強中に、眠そうな様子が目立つ
□ 夕方や夜の勉強中に、急に眠り込んでしまうことがある
□ 以前に比べて、明らかに集中力が続かなくなった
□ ケアレスミスや「わかっているのに間違える」ことが増えた
□ イライラしやすくなった、些細なことで感情的になる
□ 風邪をひきやすくなった、体調を崩しやすくなった
□ 表情に覇気がなく、全体的に疲れた様子が続いている
【判定の目安】
0〜2個:問題なさそうです
今のところ、睡眠不足の大きなサインは見られません。このまま、お子さんの様子を見守ってあげてください。
3〜5個:少し注意が必要です
いくつか気になるサインが出ています。睡眠時間や生活リズムを少し見直してみるとよいかもしれません。「最近、疲れてない?」と優しく声をかけてみてください。
6個以上:睡眠不足の可能性があります
複数のサインが見られます。心身の負担が大きくなっている可能性があります。睡眠時間の確保や、必要であれば学習計画の見直しを検討してみてください。
4. 親ができる現実的な関わり方と注意点
親御さんができることは、実はそれほど多くありません。
でも、それで大丈夫です。
受験期に大切なのは、
完璧に管理することではなく、
安心できる環境を保つこと。
睡眠時間も、毎日きっちり管理する必要はありません。
管理されている感覚が強くなると、
それだけで子どもはプレッシャーを感じてしまいます。
また、夜型の生活についても
「ダメ」「良くない」と頭ごなしに否定する必要はありません。
大きな変化が見られたときだけ、
「最近、ちょっと疲れてない?」
と、やさしく声をかけるくらいで大丈夫です。
そして何より意識してほしいことは、
親の不安を、そのまま子どもに渡さないこと。
お母さんが落ち着いているだけで、
「大丈夫なんだ」と子どもは感じ取り、そう思えるようになります。
その安心感が、結果的に子どもの集中力を支えてくれますよ。
5.体験談:時間で考えた結果
私が受験生だった頃、
四時間半が理想的だという本を読んで感銘を受けたことがありました。
そうして四時間半の睡眠を実践するようになったのです。
最初の数日間はそれで調子がいい気がしていました。
けれども、1週間を過ぎたあたりからあることに気が付きました。
眠い…
昼頃、特にお昼ご飯を食べた後が眠いのです。
眠くて、眠くて、目が開けていられませんでした。
それは気合が足りないからだと思い、
気合で目を開こうとしてみたり、手の甲をつねって痛みを与えてみたり
いろいろしてみたのですが、まぶたは下がっていきました。
結局、一時的に寝てしまわないとそれはおさまりませんでした。
しかも、毎日、必ず同じ時間帯に眠くなる。
そうです。
私にとって四時間半は正解ではなかったのです。
気合でなんともならないことを悟った私は
いつものように7時間眠るようになりました。
そうして昼間も起きていられるようになったのです。
さらには、眠気を我慢する時間帯もないので
結果的に7時間のほうが集中して勉強することができました。
つまり、私にとっては7時間が適していたんですね。
いかがでしょうか?
改めて振り返ってみると
〇時間眠っているときって調子いいな、と
感じることのできる時間ってありませんか?
きっとそれが、
その人にとっての正解なのだと思います。
そしてこれは、
今受験をがんばっているお子さんにも、同じことが言えるのではないでしょうか。
6. まとめ|睡眠時間で悩みすぎないために
睡眠時間だけで、合否が決まるわけではありません。
今回お伝えしたかったのは、
「何時間が正解か」という答えを出すことではなく、
・子どもの日中の状態を見る視点をもつこと
・親自身が「判断の軸」を持つこと
・安心できる環境を保つこと
ということです。
それができれば、不安は確実に和らいでいきます。
受験期は、親も子も不安定になりやすい時期です。
完璧を目指すことなく、お子さんの様子を見ながら、
ちょうどいいバランスを見つけていければ大丈夫です。
お母さんが安心して過ごせることが、
きっとお子さんの力にもつながっていきます。
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