
・高校受験が近づくほど親子関係が悪くなりやすい理由
・「勉強しなさい」が逆効果になりやすい理由
・家庭の空気を整えるために今日からできること
この記事の著者:ヒーローズ東郷校の先生東郷町の個別指導塾ヒーローズ東郷校の先生。誰にでもわかるように、そして今日から実践したくなるよう勉強法から伝え、一生役に立つ学習習慣が身につく指導を心がけています。
ヒーローズ東郷校について
高校受験が近づくほど、親子の会話がぎくしゃくしてしまうことがあります。
本当は応援したいだけなのに、
気づけば「勉強したの?」と聞いてしまう。
本当は信じたいのに、
スマホを見ている姿や、なかなか机に向かわない姿を見ると、不安になってしまう。
そして、言ったあとに後悔する。
「また言いすぎたかもしれない」
「このまま親子関係が悪くなったらどうしよう」
「でも、何も言わないのも不安」
高校受験期の親子関係が難しくなるのは、親の愛情が足りないからではありません。
むしろ、大切に思っているからこそ。
後悔してほしくないからこそ。
不安が大きくなり、言葉が強くなってしまうことがあります。
だからこそ、受験期には勉強のやり方だけでなく、家庭の空気を整えることがとても大切です。
この記事では、高校受験が近づくほど親子関係が悪くなりやすい理由と、今日からできる関わり方についてお伝えします。
目次
1. 高校受験が近づくほど、親も子どもも余裕がなくなる
高校受験が近づくと、親子関係が悪くなりやすくなる一番の理由は、親も子どもも余裕がなくなるからです。
お子さまは、定期テスト、内申、模試、志望校、友人関係など、さまざまなプレッシャーの中にいます。
一方で、お母様も、
「この成績で間に合うのかな」
「もっと早く始めておけばよかったのでは」
「このまま受験本番を迎えて大丈夫なのかな」
と、不安を抱えやすくなります。
つまり、親子関係が悪くなるのは、どちらか一方が悪いからではありません。
お互いに不安で、
お互いに余裕がなく、
お互いにうまく言葉にできない。
そのすれ違いが、家庭の空気を少しずつ重くしていくのです。
2. 親の「心配」が、子どもには「否定」に聞こえることがある
お母様としては、責めているつもりはないかもしれません。
「勉強したの?」
「そろそろ本気にならないと」
「このままで大丈夫なの?」
どれも、本当は心配から出ている言葉です。
でも、お子さまにはそれが、
「信じてもらえていない」
「また怒られる」
「どうせ自分はダメだと思われている」
というふうに聞こえてしまうことがあります。
親の中では「心配」でも、子どもの中では「否定」や「監視」に変わってしまう。
ここが、受験期の難しいところです。
そして、子どもが反発したり、黙ったり、部屋にこもったりすると、親はさらに不安になります。
この悪循環が続くと、勉強の話をするたびに親子関係が苦しくなってしまいます。
3. 勉強より先に、家庭の空気を整えることが大切
もちろん、受験勉強は大切です。
定期テストの点数も、内申も、志望校に向けた準備も、避けて通ることはできません。
ただ、家庭の空気が荒れている状態で、勉強だけを増やそうとしても、なかなかうまくいきません。
家の中がいつも、
「早くやりなさい」
「まだ終わっていないの?」
「何回言えばわかるの?」
という空気になっていると、お子さまにとって家は安心できる場所ではなくなってしまいます。
安心できない場所では、人は前向きになりにくいものです。
勉強に向かう力も、
自分で考える力も、
もう一度やってみようと思う気持ちも、
心に少し余裕があってこそ生まれやすくなります。
家庭の空気を整えることは、甘やかすことではありません。
お子さまが勉強に向かいやすくなる土台を作ることです。
4. 受験期に大切なのは、正論よりも「届く言葉」
受験期の親は、どうしても正しいことを言いたくなります。
「今やらないと後悔するよ」
「受験はそんなに甘くないよ」
「このままだと志望校が厳しくなるよ」
どれも間違っていないかもしれません。
でも、正しい言葉が、そのままお子さまに届くとは限りません。
心が疲れているときほど、正論は重く聞こえてしまうことがあります。
たとえば、少しだけ言い方を変えてみます。
「なんでやらないの?」ではなく、
「今日は何からなら始められそう?」
「このままで大丈夫なの?」ではなく、
「今、一番困っているところはどこ?」
「早く勉強しなさい」ではなく、
「最初の10分だけ一緒に決めようか」
責める言葉ではなく、次の一歩を一緒に探す言葉に変えるだけで、家庭の空気は少しやわらかくなります。
5. 今日からできる、家庭の空気を整える3つのこと
1. 勉強の話の前に、まず一言ねぎらう
帰ってきてすぐに、
「宿題は?」
「ワークは?」
「テスト勉強は?」
と聞きたくなることもあると思います。
でも、その前に一言だけ、
「おかえり」
「今日もお疲れさま」
「今日は大変だった?」
と声をかけてみる。
勉強の話をしないということではありません。
勉強の話が届きやすくなる順番を作る、ということです。
2. できていないことだけでなく、できていることを見る
受験期は、どうしても足りない部分が目につきます。
勉強時間が足りない。
集中力が足りない。
提出物が遅い。
点数が足りない。
でも、お子さまにも必ずできている部分があります。
学校に行っている。
授業を受けている。
疲れていても塾に来ている。
少しずつワークを進めている。
苦手な問題に向き合おうとしている。
小さなことでも、できている部分を言葉にすることは、お子さまの安心につながります。
3. 「管理」ではなく「整理」に変える
受験期に親がすべてを管理しようとすると、親子関係は苦しくなりやすくなります。
「何時からやるの?」
「どこまで終わったの?」
「なんで予定通りできないの?」
この会話が続くと、お子さまは勉強そのものより、親に責められないために動くようになってしまいます。
大切なのは、管理ではなく整理です。
「今週やることを一緒に見てみようか」
「全部は難しそうだから、まず優先順位を決めよう」
「今日は最低限どこまでできたらよさそう?」
このように、一緒に整理する姿勢に変えると、お子さまも受け止めやすくなります。
6. 東郷町の中学生のお母様へ
東郷町で高校受験を考える中学生のお母様からも、
「家で勉強の話をすると、すぐに言い合いになってしまう」
「言わないと不安。でも、言うと親子関係が悪くなる」
「何から声をかければいいのかわからない」
というご相談をいただくことがあります。
東郷中学校・春木中学校・諸輪中学校などに通う中学生にとって、中3になると定期テスト、提出物、内申、志望校選びが重なり、親子ともに余裕がなくなりやすくなります。
だからこそ、まずは状況を整理することが大切です。
何ができていて、
何が不安で、
どこから手をつければいいのか。
それが見えるだけでも、親子の会話は少し変わります。
7. まとめ|親子関係を守ることも、受験準備の一部です
高校受験が近づくほど、親子関係が悪くなることがあります。
でもそれは、親子の絆が弱いからではありません。
お母様の愛情が足りないからでもありません。
真剣に考えているからこそ、不安になり、言葉が強くなってしまうのです。
ただ、受験期に大切なのは、勉強だけではありません。
お子さまが前を向けること。
家庭で少し安心できること。
親子で完全にわかり合えなくても、また話せる関係でいられること。
それも、高校受験を乗り越えるための大切な土台です。
親子関係を守ることは、勉強から逃げることではありません。
お子さまが勉強に向かうための土台を整えることです。
もし今、親子の会話がうまくいかなくなっていても、大丈夫です。
今日から少しずつ整えていけばいいのです。
個別指導学院ヒーローズ東郷校では、東郷町の中学生に向けて、定期テスト対策や高校受験に向けた学習サポートを行っています。
勉強の進め方だけでなく、ご家庭での声かけや、今の状況の整理についても一緒に考えています。
高校受験を、お母様一人で抱え込む必要はありません。
お子さまに合った進め方を、一緒に見つけていきましょう。
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