こんにちは、個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
ご覧いただきありがとうございます。
「静岡県の高校入試では内申点が重要です」なんて話をすると、
- ・「知ってますよ!内申を上げるために学級委員やってます」
- ・「委員会の委員長やったり、イベントの実行委員をやったりすると有利なんでしょ?」
- ・「検定や資格、ボランティアが大事だって聞きますよね」
- ・「うちの子は発表が苦手だから内申点が心配」
- ・「宿題や提出物忘れるから低くて…」
- ・「テストの点数が低いから内申点も低いんですよ」
ーーなどなど。そんな声が上がります。
今日のトピックは、親世代が知らない「内申点の誤解」について書いていきます。
テストの点数と内申点は必ずしも比例しない
テストの点数と内申点は必ずしも比例するわけではありません。
- ・「テストで良い点をとれば内申点が上がると思ってました」
- ・「内申が低いんで、とにかく点数アップお願いします」
そう思っている親世代の方はとても多いです。
内申点は、テストの結果も含めた3つの観点からつくられています。①知識・技能、②思考・表現・判断、③主体的な学びの姿勢です。お子さまの学校の様子がわからないので、テストの点数は親からすると目にしやすい結果です。それだけに、どうしてもそちらに目がいきがちです。
結論からいうと、内申点は必ずしもテストの点数だけで決まるわけではありません。むしろ、定期テストをやっていないときの学習時間がすべて関係しているといっても過言ではありません。
主体性とは勉強を通じて得られる「人間性」
内申点を上げるためには、主体的に学ぶ姿勢が重要です。内申点における主体性とは、自ら進んで学ぶ姿勢や責任感を持つことです。学校の勉強を通じて得られる「人間性」が評価されます。
お子様は何をしたくて学ぶのか、どんなゴールを描いているのか、どんな目標で取り組んでいるのか、ただなんとなく学習するのではなく自分の成長のために学ぶことが大切です。
自分を成長させたいと努力する姿勢が大切
内申点を上げるためには、自分を成長させたいという姿勢が重要です。
- ・「勉強しろって言ったってやらないのに、努力なんてとてもとても…」
- ・「毎日毎日宿題やったの!って怒ってばかりなんです」
生徒の親からもこんな声をよく聞きます。お子様に対して、こう変わってほしい、成長してほしいという熱い想いが、そうした声かけに変わるというのも重々わかります。
「自分を成長させたい」という気持ちは、何のために学習するのかが明確にならないとなかなか芽生えないものです。学習に対する目的がはっきりしていくと、子どもたちはより集中し、自分を成長させるために必要な努力をより積極的に行うことができます。
お子さまが自分自身を成長させるための努力を続けることが、内申点を上げるためには欠かせません。保護者の皆さんも、お子さまたちが努力する姿勢をサポートするように心がけてください。
内申点は結果よりもプロセスと習慣が問われる
内申点は、結果だけでなくプロセスと習慣が問われます。
中学生の内申点アップの方法は、定期テストだけではありません。にもかかわらず、多くの方は、テストの点数という部分だけを切り取って上がる上がらないの勝負をしすぎです。とても危険な方法です。
確かに内申点がすでに4とか5で埋められている場合なら、それは正しいかもしれません。けれど、そうじゃない多くにとっては定期テスト以外にもやれることはいっぱいあるのです。
まずは、定期テスト以外の他のすべての学習の改善が大切です。そのためには、普段どうやって学習にとりくんでいるのか、どんな姿勢や目標でやっているのかといった部分に目を向けていかなければなりません。
内申点を向上させるためには継続的な努力と学習習慣の確立が重要です。日常の取り組みが内申点に反映されるのです。
まとめ
テストの点数が良くても内申点が上がらない理由は、テストの点数だけでなく他の要素も関与しているためです。内申点を上げるためには、主体性や自己成長への努力が必要です。
個別指導学院ヒーローズ富塚校では、内申点アップのための習慣づくりをサポートしています。一緒に成長し、目標を達成しましょう。
ヒーローズ富塚校は、あなたが成長できることを応援しています。一緒に頑張りましょう!