こんにちは。
個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
皆さんは、負けず嫌いに対してどんなイメージがありますか?
おそらく多くの人が持ってるであろう、負けず嫌いの人のイメージってポジティブな要素のほうが多いと思うんです。
たとえば、こんなイメージ。
負けず嫌いは悔しさをバネに成長する。
悔しい思いをした経験を自らのエネルギーに変えて、自分自身の努力や成長の糧にする。
「あいつには負けたくない」そんな想いが、努力を続けるモチベーションになるーー確かにそうです。
けれど、この負けず嫌いという心理、実は良いことばかりでもないんです。
今回は、負けず嫌いにもかかわらず、成績ダウンにつながってしまいそうな状況についてご紹介します。
1. 自分のダメなところに目が行ってしまうとき
負けず嫌いということは、誰かと自分を比べて勝ち負けをしたがる傾向があるということです。言い方を変えると、自分自身が誰かより劣っている点がどんどん気になります。
周りより劣っていると気にし始めると、「自分はあいつに負けている」「自分には能力がない」「何をやってもできない」などと思いこんでしまい、劣等感ばかりが強くなったり、セルフイメージが崩壊したりすることもあります。
2. 他人のアドバイスが悪口に聞こえるとき
負けず嫌いの人は、誰かと自分を比べる傾向が強いことから、他人からのちょっとした言葉や行動に対しても、自分が「非難された」ように感じてしまいがちです。
その結果、逆上したり、すぐに落ち込んでしまったりしてしまいます。こうしたことの繰り返しでコンプレックスを抱えてしまって、被害妄想に駆られるといったことも起きやすいです。
3. 周りが全部敵に見えたとき
1と2が繰り返し起きるようになると、負けず嫌いがゆえに誰にも負けたくないの想いがどんどん強くなり、周りが全部敵に見えてしまうときがあるようです。そうなってくると負のループです。
誰かと比べることが負けず嫌いの出発点だからこそ、誰かと比べることができるものこと全てが嫌になり、自暴自棄にもなってしまいかねません。
比較をするときは、「誰か」ではなく「過去の自分」
負けず嫌いの悪い方にはたらくときのことを紹介しましたが、なにか気づいたことはありませんか?
実は、こういった悪い側面に働くときって、すべて自分と誰かを比べたときなんです。他人がどうこうって自分でコントロールできないですから、余計にストレスが溜まってしまうのでしょう。
なので、比べる対象を「過去の自分」にすることで、負けず嫌いのポジティブな面だけを発揮させていくことができます。常に「過去の自分」と勝負していくのです。
そうすることで、あなた自身が描く思い通りの自分になれる可能性が、グンと高くなります。
健全な負けず嫌いは、「過去の自分に負けたくない」想いの負けず嫌いです。
ヒーローズ富塚校は「昨日の自分を超える!」が目標です。
ついつい自分以外に目がいってしまいがちな皆さん、ヒーローズ富塚校で一緒に勉強してみませんか?