こんにちは。
ヒーローズ富塚校の鈴木です。
今日は、現在小学校6年生の生徒から出てきた質問に堪えますね。
タイトル通りです。「中学生と小学生の違いって何?」です。
学習内容がめちゃくちゃ増えます
小1~小6の6年間の学習内容よりも、中学3年間の学習内容のほうが多いのです。しかも中学3年生の3学期は受験がある分、新しい学習は基本あまりやりません。やらないってことは、実質中1~中3の2学期までで全部学習するってことです。
相当な勢いで進むことがわかりますか?
小学校の時と同じようなペースで進むと思ってると、あっという間にわけがわからなくなります。
内容は1.5倍、期間は半分!これくらいに思っておくと良いでしょう。ちなみに、2021年度から学習指導要領の改定が10年ぶりにあるので、現行の中学生よりもさらに学習することが増えます。
定期テストが始まります
中学生と小学生の大きな違いと言ったらやっぱり定期テストの存在が欠かせませんね。
定期テストというのは、学期ごとに決まった時期に行われるテストのことです。基本的には、期間内の学習範囲から出題されるテストとなるため、しっかりと準備をしないと思った以上に大変なことになります。
新中1が起こしやすい失敗としては、テスト勉強が何かよくわからずに宿題だけやって良しにするとか、そもそもテスト勉強やらないとかですね。他にも単元ごとならできるけど、他の範囲も混ざった途端に、さっぱりになると言う子も多いです。
富塚校に通う生徒が多い中学校(富塚中、湖東中、神久呂中)の場合、定期テストの時期は下のような感じ。
- 1学期定期テスト(6月中旬)…4月(中2からは2月下旬)~6月上旬までの学習範囲がテスト範囲
- 2学期定期テスト (10月中旬)…6月下旬~10月上旬までの学習範囲がテスト範囲
- 2学期定期テスト (11月下旬)…10月下旬~11月中旬までの学習範囲がテスト範囲
- 3学期定期テスト(2月中旬)…12月~2月上旬までの学習範囲がテスト範囲
「1学期の5月くらいの定期テスト(通称中間テスト)はないんですか?」 と保護者に聞かれることが多いですが、ここらへんの地域の場合、例年ゴールデンウィーク前後に修学旅行があるためか定期テストをしなくなりました。ただ中学校によってはやるときもあります。その学校の校長先生次第とも言えます。
中学生の定期テストは50点満点
中学生の定期テストは、静岡県内の場合50点満点が多いようです。(中高一貫校を除く)私が中学生だったころは、まだまだ100点のときもあったような気がするけど、今はほぼほぼ50点満点です。ただし、小学校の時のように80点とか90点とか取れるのが当たり前のように思っていると点数の低さにびっくりするかもしれません。点数そのものが半分になっていることもありますが、それ以上に中学校の定期テストでは点が取りづらいのです。
通常、中学生の定期テストは平均点が25点~30点くらいになるよう作成されます。つまり正答率50%前後を基準としています。5教科合計でも120~150点くらいの平均点になります。学校によってばらつきはありますが、だいたいこれくらいの点数が平均になります。
じゃあ、何でそれくらいの点数になるかといえば、小学生の単元テストと定期テストは目的が若干違うからです。
そう、若干違うんです(^_^;)
テストなので、学習範囲の理解度の確認は目的の一つです。ですので、学校の学習内容をしっかり復習していたり学校課題がバッチリであれば、7割くらいはおそらくできます。けれど、それでも7割くらいです。残りの3割どこ行った!ってなりますよね。この3割分が小学生との違いです。それが「学校で学習した内容をしっかりと使えるようになっているかを試す」部分です。残りの3割部分は、学校で学習した内容を、学校でやったときとは違うアプローチの仕方、違う側面からの質問をされたときに同じように答えることができるかの部分です。いわゆる実力問題がこれにあたります。
3月8日から春期講習【中学準備&予習】始まります
ヒーローズ富塚校では3月8日からおよそ1ヶ月間。
中学準備&予習と題して、新中1の春期講習始まります。中学1年1学期の定期テスト範囲の内容を理解していくために必要な部分のおさらいをやるのが、中学準備です。要は下ごしらえの段階です。やみくもに何でもかんでも復習すればいいってわけでもないので、必要なところをピンポイントにしぼってやります。その分できた時間を中学予習に当てていきます。特に数学は、算数との違いを認識させながら切りかえをやっていかないと後々大変な未来が待っているかもしれません。
中学生のスタートダッシュやってみたい方の参加お待ちしております。