こんにちは、個別指導学院ヒーローズ富塚校、教室長の鈴木です。
新学期が近づくと、お子さんから「今年は頑張るよ!」「次はもっと点数を取る!」といった頼もしい言葉が聞かれることもあるでしょう。
お母さんとしても、その前向きな姿勢を応援したい反面、心の中で「……で、具体的に何をするの?」と不安がよぎる。そんな経験はありませんか?
実は、多くのお子さんが「目標」だと思って口にしている言葉の正体は、単なる「意気込み」であることがほとんどです。そして、この二つの違いを理解することこそが、成績を伸ばす「自己管理OS」の第一歩になります。
「意気込み」は、ガソリンにはなるけれどハンドルにはならない
お子さんに目標を聞くと、多くの場合、以下のような答えが返ってきます。
- ・「次は80点以上取る!」
- ・「毎日机に向かう!」
- ・「スマホを控える!」
これらはすべて「意気込み」です。やる気や決意としては素晴らしいのですが、これだけでは現実は変わりません。なぜなら、これらはすべて「主観적」で、達成したかどうかの基準が自分の中にしかないからです。
「意気込み」だけで走ろうとするのは、真っ暗な夜道をライトなしで全速力で走るようなもの。どれだけエネルギー(やる気)があっても、どこに向かっているのか、いつ壁にぶつかるのかが本人にも見えていないのです。
「目標」とは、第三者が判定できる「数字」と「事実」のこと
ヒーローズ富塚校で私がお子さんたちに伝えているのは、目標には必ず「客観的なルール」を組み込むということです。
■意気込みを目標(客観的なルール)に変える例
- ・「次は80点取る」 →「ワークを3周し、間違えた問題がゼロになるまで解き直す」
- ・「毎日机に向かう」 →「夜8時になったら、リビングにスマホを置いて机に座る。まずは15分計算練習をする」
- ・「スマホを控える」 →「スマホを触る前に、必ず単語を10個覚える。それを親にテストしてもらう」
このように、「誰が見ても達成したかどうかが一目でわかる状態」にすること。これが私たちの考える「自己管理のOS」です。数字や具体的な行動ルールという「事実」に基づいた設計図を持つことで、お子さんの努力は初めて点数へと変換され始めます。
客観的なルール作りが、お子さんを「強く」する理由
なぜ、客観的なルール作りができると強くなるのでしょうか。それは、感情に左右されなくなるからです。
勉強が苦手な子は、その日の「気分」で勉強の質が変わります。しかし、客観的なルールがある子は「ルールだからやる」という淡々とした強さを手に入れます。これはスポーツで言えば「基礎練習のルーティン」と同じです。
- ・自分の行動を「事実」として振り返る(デバッグする)力
- ・「なんとなく」を「確実に」に変える戦略性
富塚中や周辺の中学校の定期テスト、その先にある高校入試を勝ち抜くために必要なのは、気合ではなく「仕組み」です。
お母さん、お子さんの「頑張る」という言葉を、「何を、いつ、どれだけやるか」という具体的なルールに翻訳してあげるお手伝いが必要かもしれません。
もし、ご家庭でその会話が難しい(つい喧嘩になってしまう)ときは、ぜひ私たちの出番です。面談を通じて、お子さんの主観的な意気込みを、プロの視点で「勝てる戦略(目標)」へと磨き上げます。
新学期。お子さんが「根拠のある自信」を持ってスタートを切れるよう、一緒に作戦を練っていきましょう。









