こんにちは。
個別指導学院ヒーローズ富塚校、教室長の鈴木です。
定期テストが終わるたびに、リビングでこんな会話(というか、ため息?)が聞こえてきそうです。
- 「もう中学生なんだから、言われなくても勉強してよ…」
- 「やる気はあるって言うけど、スマホばっかりじゃない…」
実は、お子さんがテスト勉強でぶつかる「壁」は、学年によって驚くほど違います。 私たちの教室の現場でデータ分析をしてみると、「中1の悩み」と「中3の悩み」は、全く別の種類のものだということがハッキリ見えてきました。
今日は、学年ごとに変化する「テスト勉強の傾向」と、お母さんが家庭でできる「ベストなサポート方法」についてお話しします。
【中学1年生】「ギャップ」と「迷走」の時期
~「やったつもり」と「結果」のズレに驚く~
- ■お子さんの様子、こうなっていませんか?
テストが返ってきて、「もっとできたと思ったのに…」とショックを受けている。勉強方法を見ていると、教科書をただ眺めたり、ワークを1回解いて満足したりと、「作業」になってしまっている。 - ■この時期の正体
まだ「小学校気分」が抜けきっていない状態です。 小学校のテストは「授業を聞いていれば満点が取れる」ものでしたが、中学校は「平均点が60点前後」になるよう作られています。この難易度のギャップと、「自習しないと点数が取れない」という現実に、お子さん自身も戸惑い、迷走している時期なのです。 - ■お母さんへのアドバイス
点数が悪くても、まずは叱らないであげてください。彼らはまだ「やり方」を知らないだけです。 「中学のテストは準備が9割だよ」と伝え、結果よりも「机に向かっていた時間」や「ワークを解いたページ数」など、目に見える行動を具体的に褒めてあげてください。まずは「勉強習慣」を定着させることが最優先です。
【中学2年生】「二極化」と「自己流」の時期
~「型」ができる子と、「中だるみ」する子の差が開く~
- ■お子さんの様子、こうなっていませんか?
「やる気が出ない」とダラダラしたり、スマホを見る時間が増えたりしている。あるいは、「自分流のやり方(見るだけ、書くだけ)」に固執して、アドバイスを聞こうとしない。 - ■この時期の正体
いわゆる「中だるみ」と「反抗期」が重なる、一番難しい時期です。 部活も忙しくなり、勉強の優先順位が下がります。また、学習内容が難しくなるため、中1の頃のように「量」や「一夜漬け」だけでは点数が取れなくなり、効率の良い勉強法を身につけている子との差(二極化)が激しくなります。 - ■お母さんへのアドバイス
正直に言います。「勉強しなさい!」という言葉が、一番効かない(むしろ逆効果になる)時期です。 親がガミガミ言うよりも、「前回のテストでうまくいった時は、何をしてたっけ?」と成功体験を思い出させたり、私たち塾のような「第三者(斜めの関係)」を上手く使ってペースメーカーにしたりするのが最も有効です。
【中学3年生】「戦略」と「基礎回帰」の時期
~「入試」を意識し、1点の重みを知る~
- ■お子さんの様子、こうなっていませんか?
テストの1ヶ月前からソワソワし始める。「難しい問題が解けない」ことよりも、「ケアレスミスをしてしまった」ことに強く落ち込むようになる。 - ■この時期の正体
顔つきが「受験生」に変わります。内申点を意識し、取り組みが「戦略的」になります。 応用問題に目が行きがちですが、実は多くの生徒が「基礎問題を絶対に落とさない」「ミスをなくす」という「守りの意識」を強く持つようになります。これは、入試における1点の重みを理解し始めている証拠です。 - ■お母さんへのアドバイス
お子さんは今、人生で初めての大きなプレッシャーと戦っています。 具体的な勉強内容への口出しは控えめにし、美味しいご飯を作ったり、睡眠時間を確保してあげたりと、「健康管理」と「環境作り」に徹してあげてください。「あなたなら大丈夫」というお母さんの笑顔が、何よりの精神安定剤になります。
まとめ:悩みは「成長」とともに変化します
いかがでしたか? お子さんの悩みは、学年とともに以下のように変化していきます。
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中1:やり方がわからない(迷走)
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中2:やる気が続かない・効率が悪い(中だるみ)
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中3:点数への焦り・プレッシャー(入試意識)
今、目の前のお子さんがどのステージにいて、何に苦しんでいるのか。それを知るだけで、かけるべき言葉は変わってきます。
もし、「今のうちの子に、どんな声をかければいいか分からない…」と迷われたら、ぜひ一度ヒーローズ富塚校にご相談ください。
学年ごとの壁を乗り越えるための「処方箋」を、一緒に考えさせていただきます。









