浜松市で子育てを頑張るお母さん、お父さん、こんにちは!
個別指導学院ヒーローズ富塚校、教室長の鈴木です。
テスト前、お子さんの勉強を見ていて、こんな風に感じたことはありませんか?
「教科書を熱心に読んでいるし、マーカーでノートも綺麗なのに、なぜか点数に繋がらない…」
「『昨日やったのに、もう忘れたの?』と、つい言ってしまう…」
もし、そう感じているなら、それはお子さんのやる気や記憶力の問題ではないかもしれません。
実は、多くの中学生が「勉強」だと思っている「教科書を読む」「ノートを見返す」といった行為は、脳にとっては「情報をただ眺めているだけ」で、ほとんど記憶を鍛えるトレーニングになっていないのです。
今日は、そんな「やったつもり」の勉強から抜け出し、お子さんの努力を確実に成果に変える、科学的にも証明された最強の勉強法「想起学習」についてお話しします。 正直に申しますと、この勉強法はお子さんにとって少しキツく感じるかもしれません。しかし、その効果は絶大です。
脳を鍛える「想起学習」とは?
「想起学習」とは、非常にシンプルに言うと、 「教科書やノートを閉じて、自分の頭の中から情報を引っ張り出す練習」 のことです。
情報を脳に「入れる(インプット)」作業よりも、脳から「出す(アウトプット)」作業に重点を置いた、効率的な勉強法です。脳科学の研究では、この「思い出す」という行為こそが、記憶を最も強く、そして長期間定着させることが分かっています。
なぜ「読むだけ」ではダメで、「思い出す」ことが効率的なのか?
少し想像してみてください。
教科書やノートを「読む」のは、すでに誰かが作ってくれた、きれいに舗装された道を歩くようなものです。楽に進めますが、その道順を自分で覚える必要はあまりありません。
一方、「思い出す」のは、まだ誰も踏み入れていない雪原に、自力で新しい道を作るようなものです。 「あれ、方角はこっちで合ってるかな?」「さっきの目印は何だったっけ?」と、必死に頭をフル回転させないと、一歩も前に進めません。
とても大変な作業ですよね? でも、一度そうやって苦労して作った道は、もう絶対に忘れません。「思い出す」という行為は、まさに脳の中に、忘れられない記憶の道を刻み込む作業なのです。私たちヒーローズの授業では、解説をした後、必ず「じゃあ、今説明したことを自分の言葉で言ってみて」と問いかけ、生徒自身の脳でこの「道を作る」トレーニングを繰り返しています。
ご家庭でできる!最強の想起学習「白紙書き出し法」
「具体的にどうすればいいの?」という方のために、ご家庭で今日からできる一番シンプルな方法をご紹介します。
【用意するもの】
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教科書やノートなど、勉強したい教材
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まっさらな紙(ノートや裏紙でOKです)とペン
【やり方】
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1. 時間を決めて、まずは普通に勉強する (例:理科の「消化と吸収」の範囲を15分間、集中して覚える)
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2. 潔く、すべての教材を閉じる! ここが一番のポイントです。不安がるお子さんには「大丈夫、脳をテストしてみよう!」と声をかけてあげてください。
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3. 白紙の紙に、覚えたことを全部書き出す 時間制限はありません。さっき覚えた「消化と吸収」について、思い出せることを何でもいいので、自分の頭の中からすべて引っ張り出して書き出させます。
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4. 答え合わせをし、「伸びしろ」を見つける 書き出し終わったら、教科書やノートを開いて見比べます。
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合っていたところはどこか?
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思い出せなかったところはどこか?
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間違って覚えていたところはどこか?
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この「思い出せなかった部分」こそが、お子さんが本当に覚えられていない、脳に「道ができていない」場所です。そこを、違う色のペンで書き足したり、もう一度覚え直したりすることで、記憶は完璧に近づいていきます。
保護者の方へ:「キツい」はお子さんの脳が「効いている」最高のサインです
この「白紙書き出し法」、お子さんがやってみると、最初は「全然思い出せない…」と落ち込んでしまうかもしれません。
でも、それでいいのです。励ましてあげてください。 その「うーん…なんだっけ…?」と頭を抱えて必死に思い出そうとしている感覚こそ、脳が汗をかき、記憶が定着している最高のサインだからです。
「思い出せないってことは、そこが伸びしろってことだね!見つかってラッキーじゃん!」 そんなポジティブな声かけが、お子さんの挑戦を後押しします。
ヒーローズ富塚校は、単に問題の解き方を教えるだけではありません。 こうした、一人ひとりの脳にとって本当に効率的な「勉強のやり方」そのものを、一緒に見つけ、トレーニングしていく場所です。
もし、お子さんの「量」だけの勉強に限界を感じていらっしゃいましたら、ぜひ一度、ヒーローズの「質」を高める勉強法を、試しにいらしてください。










