浜松市で子育てを頑張るお母さん、お父さん、こんにちは!
個別指導学院ヒーローズ富塚校、教室長の鈴木です。
お子さんの数学のノートを見て、こんな風に感じたことはありませんか?
「途中式がぐちゃぐちゃで、どうしてその答えになったのか分からない…」
「『途中式は面倒だから書かない』と言って、案の定ケアレスミスをしている…」
「真面目に机には向かっているのに、応用問題になると全く手が出ない…」
実は、数学が苦手になってしまうお子さんほど、「自己流の解き方」にこだわってしまう傾向があります。そして、その背景には、お子さんなりの理由が隠されているのです。
今日は、そんな数学の「自己流」というワナから抜け出し、お子さんが「できる!」という自信を取り戻すための、最も確実で、最も効率的な勉強方法についてお話しします。
なぜ、お子さんは「自己流」で解きたがるのか?
この現象、料理に例えると非常に分かりやすいです。
数学の教科書や問題集に載っている「例題」とその「解き方」は、プロの料理人が考え抜いた「完璧なレシピ」です。この手順通りに作れば、誰でも美味しく作れるように設計されています。
成績が良い子は、まずこの「レシピ」を忠実に再現することから始めます。 一方で、数学が苦手なお子さんほど、レシピをじっくり読まずに「たぶん、塩はこれくらいかな?」「この手順、面倒だから飛ばしちゃえ!」と、自己流で料理を始めてしまうのです。
なぜでしょうか?
それは、レシピ(解き方)の一つひとつの手順にどんな「意味」があるのかが、まだよく分かっていないからです。意味が分からないから重要だと思えず、面倒な部分を飛ばしたり、自分流にアレンジ(したつもりで)してしまったりするのです。
その結果、出来上がった料理(答え)は、当然、美味しくない(間違っている)。そして、「やっぱり自分は料理(数学)のセンスがないんだ…」と、自信を失ってしまう…この悪循環に陥ってしまうのです。
数学の成績を上げる最短ルート:「完全コピー」から始める勇気
では、どうすればこのワナから抜け出せるのか。 答えは、驚くほどシンプルです。
まず、プロの「型(レシピ)」を、徹底的にマネすること。
スポーツでも、音楽でも、一流の選手は必ず、最初は上手な人のフォームやテクニックを完璧にコピーすることから始めます。数学も全く同じです。
お子さんにとって、「自己流をいったん捨てる」のは少し勇気がいることかもしれません。しかし、それこそが、数学を得意科目にするための、一番の近道なのです。
ご家庭でもできる!数学の「型」を身につける勉強方法
【ステップ1】「例題」と「解き方」をじっくり読む まずは、レシピを読み込む作業です。「何を求められていて」「どういう手順で」答えにたどり着くのか、ストーリー全体を把握させます。
【ステップ2】解き方を隠して、白紙に「完全再現」する ここが一番のトレーニングです。解き方を隠して、まっさらな紙に、途中式の一行一行まで含めて、すべて完璧に書き写せるか挑戦させます。
【ステップ3】「再現できなかった部分」こそが「伸びしろ」 もし途中で手が止まってしまったら、そこがお子さんが「レシピの意味を理解できていなかった部分」です。なぜその式変形が必要なのか、なぜこの公式が出てくるのか、その「なぜ?」を解決することが、本当の理解に繋がります。
この方法はシンプルですが、一人で完璧に行うのは根気がいります。特に、このステップ3の「レシピの意味を理解する」部分で、多くのお子さんがつまずき、保護者の方が教えるのも難しいポイントです。
さいごに:「守・破・離」という考え方と、私たちの役割
武道や芸術の世界には、「守・破・離(しゅ・はり)」という言葉があります。
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「守」:師匠の教え(型)を、まずは忠実に守る段階。
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「破」:基本を身につけた上で、自分なりの工夫を加えて、教えを破っていく段階。
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「離」:自分独自の世界を確立し、師匠から離れていく段階。
数学の勉強も、これと全く同じです。多くのお子さんが、最初の「守」を飛ばして、いきなり「破」や「離」(つまり自己流)をやろうとして、つまずいてしまっています。
ヒーローズ富塚校では、まずこの「守」、つまり「正しい型(レシピ)」を徹底的に身につけることから始めます。お子さんがレシピのどの部分で手が止まっているのかを即座に見抜き、その「なぜ?」に個別指導で徹底的に付き合います。
一見、遠回りに見えるこの方法こそが、お子さんの中に揺るぎない土台を作り、いずれ自分だけの力で応用問題を解けるようにするための、最速のルートだと、私たちは確信しています。
お子さんの「自己流」の勉強方法にお悩みでしたら、ぜひ一度、私たちプロにご相談ください。










