こんにちは。
浜松市富塚町の個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
- 「基本問題は解けるのに、応用問題になると急に手が止まってしまう」
- 「一生懸命暗記しているようだけど、本当に理解しているのか心配…」
お子様の学習を見守る中で、このように感じたことはないでしょうか。
同じように勉強していても、すんなり応用できる子と、そうでない子がいるのはなぜでしょう。その答えの鍵は、物事をどれだけ深く理解しているか、その「理解のレベル」にあります。
今回は、お子様の学力を本質的に伸ばすために知っておきたい「3つの理解レベル」について、具体的な例を交えながらお話しします。
あなたのお子様はどのレベル?学びの「3つの階段」
私たちは、学習における理解度を、3つのレベル(階段)に分けて考えています。
- レベル1:点を覚える(丸暗記の段階)
- レベル2:点と点を線で結ぶ(パターンの段階)
- レベル3:線の繋がりから構造を理解する(本質の段階)
これは、どの教科にも共通する考え方です。
| 理解レベル | 数学(文章題) | 英語 | 社会(歴史) |
|---|---|---|---|
| レベル1(点) | 「鶴と亀が…」という問題の解き方を覚える | 「This is a pen.」という一文を覚える | 「1185年に鎌倉幕府が成立」という事実を覚える |
| レベル2(線) | 「これは鶴亀算というパターンだ」と認識する | 「これはSVCという文型だ」と認識する | 「源頼朝が幕府を開いた」という因果関係を理解する |
| レベル3(構造) | 「未知数が2つで式が2つあれば解ける」という数理モデルを理解する | 「英語は主語の次に動詞を置く言語だ」という構造を理解する | 「新たな支配者が権力を確立する過程だ」という歴史の法則を理解する |
レベル1は、テスト範囲の特定の問題は解けても、少し数字や設定が変わると手も足も出なくなります。
レベル2まで到達すると、多くの定期テストで高得点を取ることができます。しかし、「初めて見る形式の問題」や「複数の知識を組み合わせる問題」といった、いわゆる応用問題でつまずきがちです。
そして、レベル3に到達して初めて、知識は「本物の学力」に変わります。物事の根本的な仕組みや法則を理解しているため、未知の問題に遭遇しても、「これはあの法則が使えるな」と、自分で考えて道を切り拓くことができるのです。
「応用力」の正体とは?
つまり、「応用力がない」というのは、能力の問題ではなく、理解がレベル2で止まってしまっている状態だと言えます。
たくさんの解法パターン(線)を知っていても、その線がなぜ引けるのか、その線の集まりがどんな地図(構造)を描いているのかを知らないため、新しい場所(応用問題)へ行く道筋がわからないのです。
逆に、レベル3に到達している生徒は、頭の中に精巧な地図を持っています。だから、新しい目的地を与えられても、慌てず最適なルートを見つけ出すことができるのです。
私たちが目指すのは「レベル3」への到達です
私たちヒーローズ富塚校の役割は、ただ知識(点)や解き方(線)を教えることだけではありません。
- 「この問題と、前にやったあの問題、どこが似ていると思う?」
- 「なぜ、この公式を使うと答えが出るんだろう?」
こうした問いかけを通じて、生徒自身に点と点を結ばせ、さらにはその奥にある構造や本質に気づかせること。それこそが、私たちの指導の核です。
生徒たちが指導の中で使う『学び発見ログ』も、このレベル3への到達を後押しする強力なツールです。自分の学びを「できたこと」「難しかったこと」と客観的に記録し、「なぜ?」を考える習慣は、まさに具体例から本質を抜き出すトレーニングそのものなのです。
今回のまとめ
お子様の学習を、単なる暗記作業で終わらせないために大切なのは、常に「なぜそうなるの?」という本質への問いかけを忘れないことです。
- レベル1:知識を知っている
- レベル2:やり方を知っている
- レベル3:理由(ワケ)を知っている
この「理由(ワケ)」を知ることこそが、学びの本当の面白さであり、困難な問題にも立ち向かえる「本物の学力」の源泉です。
もし、お子様の学習がレベル1やレベル2で止まっているかもしれないと感じられたら、ぜひ一度ご相談ください。私たちは、お子様一人ひとりがレベル3の景色を見られるよう、全力でサポートいたします。










