HERO'S南林間校のブログをご覧いただき誠にありがとうございます。
色とりどりの振袖や、真新しいスーツに身を包んだ若者たちの姿を目にする季節となりました。
新成人の皆様、そしてご家族の皆様、誠におめでとうございます。
教室の行き帰りにも、晴れ着姿の方を見かけると、なんだかこちらまで背筋が伸びるような、清々しい気持ちになります。彼らの未来が明るく輝かしいものであることを願わずにはいられません。
毎年この時期になると、ふと考えさせられることがあります。
それは、**「一体、何をもって『大人』と呼ぶのか」**ということです。
## 「大人」の定義とは
法律上は18歳で成人となりますが、年齢を重ねれば自動的に中身まで大人になるわけではありません。
私自身、生徒たちと日々接する中で、この「大人の定義」について自問自答を繰り返してきました。
今の私の考え、それは非常にシンプルです。
**「自分で考え、自分で行動した事に責任を持てる事」**
これに尽きるのではないかと思っています。
誰かに言われたからやるのではなく、自分の意思で道を選び、その結果が良くても悪くても、その責任を自分で引き受ける覚悟を持つこと。それができて初めて、人は精神的な意味での「大人」になれるのではないでしょうか。
## 甘やかしと愛情の境界線
昨今は、子供がとても大切にされる時代です。少子化の影響もあり、一人の子供に対して多くの大人が関心を持ち、手厚く育てる環境があります。子供が愛され、大事にされること自体は、本当に素晴らしいことです。
しかし、ここで気をつけなければならないのが、**「愛情を持って育てること」と「甘やかすこと」の違い**です。
子供が失敗しないように先回りして障害物を取り除いたり、本来子供自身がやるべきことを大人が肩代わりしてしまったり。あるいは、間違ったことをしても「子供だから」と叱らずに済ませてしまう。
これは一見、優しさのように見えますが、実は子供から「自分で考え、責任を取る機会」を奪っていることになりかねません。
いけないことは「いけない」と毅然として叱ってあげること。
周りの大人が叱ってあげないことは、長い目で見れば決してその子のためにはなりません。社会に出れば、自分の行動の結果はすべて自分に返ってきます。その時に困るのは、他でもない子供自身なのです。
## HERO'Sで大切にしている「人としての道」
だからこそ、HERO'S南林間校では、勉強を教える以前に、まず「人としてどうあるべきか」という指導を大切にしています。
例えば、以下のような極めて当たり前のことです。
- 靴を脱いだらきちんと揃えること
- 勉強が終わったら、机の上を綺麗にしてから帰ること(消しゴムのカスを捨て、椅子をしまう)
- 決められた時間に遅刻をしないこと
- 約束を守ること
「そんなこと?」と思われるかもしれませんが、こうした小さな行動の積み重ねこそが、自律心を養います。
自分が使った場所を綺麗にするのは「次への責任」、時間を守るのは「相手への責任」です。
些細なことでも、自分で気づき、行動し、完結させる。私たち講師一同は、学習指導を通じて、こうした「当たり前のこと」を徹底し、時には厳しく、時には温かく見守りながら指導しています。
## 真の大人への成長をサポートするために
勉強ができるようになることはもちろん大切です。志望校に合格することも大きな目標です。
しかし、私たちの最終的な願いは、教室を巣立った生徒たちが、社会の中で「自分で考え、行動し、責任を持てる魅力的な大人」として活躍してくれることです。
成人式を迎えた若者たちを見て、改めてその思いを強くしました。
これからも、保護者の皆様と協力しながら、子供たちの「真の自立」をサポートして参ります。










