【小学生の秋こそチャンス】「宿題はできるけど、それ以上はやらない」から始める家庭学習習慣のつくり方

こんにちは!個別指導学院ヒーローズ甚目寺校です。
夏休みが終わり、学校生活も少しずついつものリズムに戻ってきました。
小学生のお子さまがいるご家庭では、
「学校の宿題はちゃんとやっている」
「言われれば勉強もする」
「でも、宿題が終わったら勉強も終わり」
ということはありませんか?
宿題をきちんとできていることは、もちろん大切なことです。
一方で、中学生になると学校の宿題だけではなく、定期テストに向けた勉強や苦手単元の復習など、少しずつ「自分で考えて勉強すること」が必要になってきます。
だからこそ、小学生のうちから身につけておきたいのが、長時間勉強する力ではなく「自分から勉強を始める習慣」です。
今回は、「宿題はできるけれど、それ以上はなかなかやらない」という小学生が、無理なく家庭学習を始めるためのポイントをご紹介します。
目次
1. 「宿題はやるけど、それ以上はやらない」は珍しくありません
学校から帰ってきたら宿題をする。
宿題が終わったら、ゲームをしたり、動画を見たり、好きなことをして過ごす。
小学生であれば、とても自然なことだと思います。
「自分から勉強してほしい」と思っていても、子どもからすれば、学校から出された宿題を終えた時点で「今日の勉強は終わった」と感じていることもあります。
ここで、
「もっと勉強しなさい」
「中学生になったら困るよ」
と勉強量だけを増やそうとしても、なかなか長続きしません。
まず考えたいのは、「何分勉強させるか」ではなく、宿題とは別に勉強することを当たり前にしていくことです。
2. 小学生のうちに大切なのは「勉強時間」より「始める習慣」
例えば、
A:日曜日にまとめて2時間勉強する
B:毎日10分だけ、自分で決めた勉強をする
どちらも勉強していることに変わりはありません。
しかし、これから中学校で自分で勉強を進めることを考えると、特に身につけておきたいのはBのような習慣です。
勉強は、「始める」までが大変です。
机に向かってしまえば進められるのに、始めるまでに時間がかかるという生徒は中学生にもたくさんいます。
小学生の段階では、「決まったタイミングになったら勉強を始める」という行動そのものを習慣にしていくことが大切です。
3. 「毎日30分」ではなく「宿題のあとに5分」から
家庭学習を始めるとき、最初から大きな目標を設定する必要はありません。
例えば、
「毎日30分、自主学習をする!」
と決めても、それまで習慣がなかった子にとっては大きな変化です。
おすすめしたいのは、
ヒーローズワンポイント
「学校の宿題が終わったら、あと5分だけ勉強する」
という始め方です。
5分であれば、
・漢字を5個練習する
・計算問題を3問解く
・英単語を5個覚える
・今日学校で習った内容をノートで確認する
といったことができます。
大切なのは、5分でどれだけ勉強できたかではありません。
「宿題が終わったあとにも、自分の勉強をする」
という流れを作ることです。
5分が当たり前になれば、10分、15分と少しずつ増やしていくこともできます。
4. 短時間でできる「いつもの勉強」を決めておく
家庭学習を続けにくくする原因の一つが、
「今日は何を勉強しよう?」
と毎回考えなければならないことです。
そこで、短時間で取り組める「いつもの勉強」をいくつか決めておくことをおすすめします。
国語
漢字練習・教科書の音読
算数
計算問題・以前間違えた問題の解き直し
英語
英単語・アルファベット・教科書表現の確認
理科・社会
学校で習った内容を教科書やノートで確認
このように、あらかじめ選択肢を用意しておけば、
「今日は何をやればいいの?」
から始める必要がなくなります。
特別な教材をたくさん用意しなくても、学校の教科書やドリル、以前解いた問題などから始めることができます。
5. 「何を勉強する?」を毎日考えなくてよい仕組みを作る
もう一歩進めるなら、曜日ごとに勉強する内容を決めてしまう方法もあります。
例えば、
月曜日:漢字
火曜日:計算
水曜日:英語
木曜日:漢字
金曜日:今週間違えた問題の解き直し
というような形です。
これなら宿題が終わったあと、
「今日は火曜日だから計算をやろう」
とすぐに始められます。
家庭学習を続けるためには、本人の「今日は勉強を頑張ろう!」という気持ちだけに頼らないことも重要です。
やる気がある日でも、あまり乗り気ではない日でも、決めたことを少しだけ進める。
そんな仕組みができてくると、家庭学習は少しずつ特別なことではなくなっていきます。
6. 「何分やった?」より「今日は何をやった?」
お子さまが自主学習を始めたら、保護者の方にもぜひ意識していただきたいことがあります。
それは、勉強時間だけで評価しないことです。
「今日は何分勉強した?」
だけではなく、
「今日は何をやった?」
「どんなことができるようになった?」
「難しかったところはあった?」
と、取り組んだ内容にも目を向けてみてください。
5分しか勉強していなかったとしても、自分から机に向かって計算問題を解いたのであれば、それは家庭学習習慣を作るための大切な一歩です。
最初の段階では、「たくさん勉強できたか」よりも、「今日も自分から始められたか」を大切にしてあげてください。
7. 小学生の家庭学習習慣は、中学校で大きな武器になります
中学生になると、小学生の頃と比べて学習内容も増えます。
さらに定期テストが始まれば、
・学校ワークを進める
・テスト範囲を確認する
・苦手な単元を復習する
・覚えていない内容を暗記する
・間違えた問題を解き直す
など、「学校から言われたこと以外の勉強」も必要になってきます。
このとき、
「勉強しなければならないことは分かっているけれど、何をすればいいか分からない」
という状態になる生徒も少なくありません。
小学生のうちから、
「宿題+少しだけ自分の勉強」
を続けていれば、中学生になったときにも「自分で勉強する」という考え方へ移りやすくなります。
小学生の家庭学習は、中学校の内容を先取りするためだけのものではありません。
自分で学習を始め、自分で取り組む経験そのものが、中学生になってからの大きな力になります。
ヒーローズ甚目寺校より
ヒーローズ甚目寺校では、問題の解き方を教えることだけでなく、生徒が少しずつ「自分で学習を進められるようになること」も大切にしています。
勉強では、分からない問題を解けるようにすることはもちろん重要です。
しかし、その前には、
「何を勉強するのか」
「どこまで進めるのか」
「間違えた問題をどうするのか」
を自分で考える場面があります。
こうした力は、中学生になったから突然身につくものではありません。
小学生のうちから、少しずつ自分で勉強する経験を積み重ねていくことが大切です。
「宿題はするけれど、それ以上の勉強をする習慣がない」
という場合も、最初からたくさん勉強する必要はありません。
ヒーローズワンポイント
まずは「宿題のあとに5分」から。小さな一歩を、続けられる習慣へ変えていきましょう。
まとめ
- 最初から長時間勉強させようとしない
- 「宿題+5分」から始める
- 漢字や計算など短時間でできる内容を決める
- 毎日「何をするか」を考えなくてよい仕組みを作る
- 勉強時間だけでなく、自分から取り組めたことを見る
- 中学校に向けて「自分で勉強する経験」を積み重ねる
家庭学習で大切なのは、最初から完璧な習慣を作ることではありません。
5分でも10分でも、「今日も自分から勉強を始められた」という経験を少しずつ積み重ねていくこと。
秋から始めた小さな習慣が、中学生になったときの学習を支える土台になります。









