【テスト直前】「勉強しなさい」は逆効果?中学生が動きやすくなる家庭での声かけ5選

こんにちは!個別指導学院ヒーローズ甚目寺校です。
前期第2回テストが近づいてきました。
甚目寺中学校:9月8日(火)~9月10日(木)
甚目寺南中学校:9月9日(水)~9月11日(金)
テストが近づくにつれて、保護者の方もお子さまの勉強が気になってくる時期ではないでしょうか。
学校ワークが進んでいない。
家ではスマートフォンを見ている。
テストが近いのに、本人から焦っている様子が感じられない。
そんな姿を見ていると、つい、
「テスト前なんだから勉強しなさい!」
と言いたくなることもあると思います。
もちろん、それはお子さまのことを心配しているからこその言葉です。
しかし中学生になると、「勉強しなさい」と言われることで、かえって勉強を始めにくくなってしまうこともあります。
今回は、テスト直前の今だからこそ意識したい、中学生が自分から動きやすくなる家庭での声かけについてご紹介します。
目次
- 1. テスト直前は親子ともに焦りやすい時期
- 2. なぜ「勉強しなさい」だけでは動きにくい?
- 3. 声かけ①「今日は何をやる予定?」
- 4. 声かけ②「どこまで終わった?」
- 5. 声かけ③「昨日よりできるようになったことは?」
- 6. 声かけ④「何からやる?」
- 7. 声かけ⑤「困っているところはある?」
- 8. 親が教えすぎないことも大切
- 9. テスト後につながる学習習慣を作ろう
1. テスト直前は親子ともに焦りやすい時期
テストが近づくと、焦るのは生徒だけではありません。
保護者の方も、
- ワークは終わっているのかな
- 本当にテスト範囲を理解しているのかな
- 前回より点数を上げられるかな
- この勉強量で大丈夫なのかな
と、いろいろなことが気になってくると思います。
そのため、本人よりも保護者の方が先に焦ってしまうことも珍しくありません。
しかし、テスト直前だからこそ大切なのは、「勉強させること」だけではなく、本人が勉強を始めやすい状態を作ることです。
2. なぜ「勉強しなさい」だけでは動きにくい?
「勉強しなさい」という言葉そのものが、必ず悪いわけではありません。
ただ、中学生になると、自分でも「勉強しなければいけない」と分かっていることが多くなります。
そんなときに何度も「勉強しなさい」と言われると、
「今やろうと思っていたのに」
「分かっているよ」
という気持ちになり、親子で言い合いになってしまうことがあります。
また、本人自身も、
「勉強しないといけないのは分かっている。でも、何から始めればいいのか分からない」
という状態になっていることがあります。
そんなときは、「勉強する・しない」ではなく、次の具体的な行動を考えられる声かけへ変えてみましょう。
3. 声かけ①「今日は何をやる予定?」
「勉強しなさい」の代わりに、まず使いやすいのが、
「今日は何をやる予定?」
という声かけです。
この質問なら、本人が自分で今日の勉強について考えるきっかけになります。
例えば、
「数学のワークをやる」
と答えたら、さらに、
「何ページくらいやる?」
と聞いてみてもよいでしょう。
「勉強する」という大きな行動を、具体的な作業まで小さくしていくことがポイントです。
4. 声かけ②「どこまで終わった?」
テスト前は、学校ワークの進捗を確認することも大切です。
ただし、
「まだワーク終わってないの?」
ではなく、
「今、どこまで終わった?」
と聞いてみます。
例えば数学ワークが40ページまであり、現在30ページまで進んでいるのであれば、残りは10ページです。
そこで、
「あと10ページなら、今日はどこまでやる?」
と一緒に整理することができます。
「終わっていないこと」を責めるより、「あと何をすれば終わるのか」を見えるようにする。
それだけでも、本人は動きやすくなります。
5. 声かけ③「昨日よりできるようになったことは?」
テスト前になると、どうしても点数ばかりが気になってしまいます。
しかし、テストを受ける前には、まだ点数は出ていません。
そこで注目したいのが、学習による変化です。
「昨日よりできるようになったことはある?」
と聞いてみてください。
「英単語を20個覚えた」
「昨日できなかった数学の問題が解けた」
「理科の用語を覚えられた」
など、小さな変化で構いません。
「勉強した時間」だけではなく、「できるようになったこと」を本人自身が確認することが、次の学習への自信につながります。
6. 声かけ④「何からやる?」
テスト直前になると、やらなければいけないことが一気に増えます。
数学もやらないといけない。
英単語も覚えないといけない。
理科・社会も不安。
こうなると、本人も何から始めればいいのか分からなくなってしまいます。
そんなときは、
「今日は何からやる?」
と聞いてみましょう。
全部を一度に考えるのではなく、まず一つ決める。
例えば、
「まず数学ワークを5ページ。そのあと英単語を20個」
というところまで決まれば、勉強を始めるハードルはかなり下がります。
ヒーローズワンポイント
「勉強する」は大きすぎる目標です。
「数学を5ページ」「英単語を20個」のように、最初の行動を小さくしてみましょう。
始める内容が決まるだけでも、机に向かいやすくなります。
7. 声かけ⑤「困っているところはある?」
もう一つおすすめしたいのが、
「今、困っているところはある?」
という聞き方です。
「数学の文章題が分からない」
「英語の文法がよく分からない」
「理科をどう覚えればいいのか分からない」
など、本人から具体的な困りごとが出てくるかもしれません。
ここで大切なのは、保護者の方がすべて解決しようとしなくてもよいということです。
まず本人が何に困っているのかを言葉にできるだけでも、次に取るべき行動が見えやすくなります。
8. 親が教えすぎないことも大切
お子さまが困っていると、つい答えや方法を教えたくなることもあると思います。
もちろん、一緒に考えることは大切です。
一方で、すべて保護者の方が決めてしまうと、本人が自分で考える機会が少なくなってしまいます。
例えば、
「今日は数学を10ページやりなさい」
と決めるのではなく、
「数学はあと10ページだけど、今日はどこまでやる?」
と本人に考えてもらう。
「理科を勉強しなさい」ではなく、
「理科で今一番不安なのはどこ?」
と聞いてみる。
このように、答えを与えるよりも、本人が次の行動を決めるための質問をしてみることがおすすめです。
9. テスト後につながる学習習慣を作ろう
今回ご紹介した声かけは、テスト直前だけのものではありません。
「今日は何をする?」
「どこまで終わった?」
「できるようになったことは?」
という確認を続けていくと、少しずつ本人自身が、
「今日はこれをやろう」
「ここまで終わらせよう」
「ここがまだできていない」
と考えられるようになります。
最終的に目指したいのは、保護者の方から「勉強しなさい」と言われなくても、自分で学習状況を確認し、自分から行動できる状態です。
テスト対策を、そのための練習期間として考えてみてもよいのではないでしょうか。
ヒーローズ甚目寺校より
私たちも、生徒にただ「勉強しよう」と伝えるだけではなく、
「今日は何をするのか」
「どこがまだできていないのか」
「次に何をすればよいのか」
を一緒に整理することを大切にしています。
勉強は、誰かに言われ続けなければできない状態から、少しずつ自分で考えて行動できる状態へ変えていくことも大切です。
もちろん、中学生が最初からすべて自分で管理することは簡単ではありません。
だからこそ、家庭と教室の両方から、本人が自分で考えられるようになるためのサポートを続けていきたいと考えています。
甚目寺中学校・甚目寺南中学校の前期第2回テストまであと少し。
結果だけではなく、テストまでにどんな行動ができたのかにも目を向けながら、最後まで一緒に頑張っていきましょう。
まとめ
中学生が動きやすくなる5つの声かけ
- 「今日は何をやる予定?」
- 「どこまで終わった?」
- 「昨日よりできるようになったことは?」
- 「何からやる?」
- 「困っているところはある?」
大切なのは、言葉だけを置き換えることではありません。
本人の代わりに行動を決めるのではなく、本人が次の行動を考えられるようにすること。
テスト直前で焦りやすい時期だからこそ、家庭では「勉強させる」だけではなく、「勉強を始めやすくする」関わり方も意識してみてください。









