小学生向け
読書感想文が苦手でも大丈夫!書き始める前にやるべき3つのこと

こんにちは!個別指導学院ヒーローズ甚目寺校です。
夏休みの宿題の中でも、「読書感想文がなかなか進まない」というご相談は毎年よくあります。
本は読み終わったのに、原稿用紙を前にすると手が止まってしまう。
「何を書けばいいの?」と悩んでしまうお子さまも少なくありません。
そんなときに大切なのは、いきなり文章を書き始めることではありません。
読書感想文は、書く前の準備をしっかりすることで、ぐっと書きやすくなります。
今回は、読書感想文を書き始める前にやっておきたい3つのことをご紹介します。
目次
- 1. 心が動いた場面を見つける
- 2. 「なぜ?」を一つ加える
- 3. 自分の経験とつなげる
- 4. 書く順番を先に決めておこう
1. 心が動いた場面を見つける
読書感想文を書こうとすると、最初から本全体についてまとめようとしてしまうことがあります。
しかし、すべての出来事について書く必要はありません。
まずは、本を読んでいて自分の気持ちが動いた場面を探してみましょう。
- 一番おもしろかった場面
- 驚いた場面
- 悲しいと感じた場面
- 主人公を応援したくなった場面
- 自分だったらどうするか考えた場面
など、どんな気持ちでも構いません。
気になった場所に付せんを貼ったり、ノートにページ番号を書いたりしておくと、あとから振り返りやすくなります。
「何を書こう?」と考える前に、「どこで心が動いた?」を探すことが最初の一歩です。
2. 「なぜ?」を一つ加える
読書感想文でよくあるのが、
「おもしろかったです。」
「感動しました。」
で文章が止まってしまうケースです。
そんなときは、その言葉のあとに「なぜ?」を付け加えてみましょう。
例えば、
「おもしろかった」
だけで終わらせず、
「主人公が最後まであきらめなかったところがおもしろかった」
さらに、
「自分だったら途中であきらめてしまうかもしれないと思った」
まで考えることができれば、その子自身の感想になっていきます。
大切なのは、難しい言葉を使うことではありません。
自分がそう感じた理由を一つずつ言葉にすることが、感想文を広げるコツです。
3. 自分の経験とつなげる
読書感想文では、本のあらすじを長く説明するよりも、本を読んで自分が何を考えたのかを書くことが大切です。
そのためにおすすめなのが、本の内容と自分の経験をつなげることです。
例えば、
- 友達とけんかした場面を読んで、自分の経験を思い出した
- 主人公が努力する姿を見て、習い事で頑張ったことを思い出した
- 家族が出てくる場面を読んで、自分の家族について考えた
- 失敗する場面を読んで、自分も同じような失敗をしたことがあると思った
というようにつなげます。
「自分にも似た経験があった」「自分なら違う行動をすると思った」など、自分との違いや共通点を考えるだけでも文章は広がります。
読書感想文は、本の説明ではなく、本を読んだ自分について書く文章でもあります。
4. 書く順番を先に決めておこう
ここまで準備できたら、いきなり原稿用紙に書くのではなく、文章の順番を簡単に決めておきましょう。
おすすめは、次のような流れです。
- この本を選んだ理由
- 一番印象に残った場面
- その場面で自分が感じたこと
- 自分の経験との共通点や違い
- 本を読んだあとに考えたこと
それぞれ一文ずつでもよいので、先にメモしてみましょう。
書く順番が見えていると、「次に何を書けばいいの?」と途中で止まりにくくなります。
原稿用紙を書く前に、箇条書きで設計図を作ることがポイントです。
ヒーローズワンポイント
読書感想文は「何を書こう?」ではなく、「どこで心が動いた?」から考えましょう。
驚いた、悲しかった、うれしかった、自分と似ていると思ったなど、気持ちが動いた場面を見つけると、そのあとの文章が作りやすくなります。
今週やってみよう!
- 読書感想文に使う本を1冊決める
- 心が動いた場面を3つ見つける
- それぞれの場面で「なぜそう思った?」を考える
- 原稿用紙の前に箇条書きで書く順番を作る
ヒーローズ甚目寺校より
読書感想文が苦手なお子さまの中には、「文章を書く力がない」のではなく、何を書けばよいのか整理できていないケースも多くあります。
ヒーローズ甚目寺校では、答えをそのまま教えるのではなく、
- どの場面が気になったのか
- なぜそう感じたのか
- 自分ならどうすると思うのか
と問いかけながら、自分の考えを言葉にする練習を大切にしています。
これは読書感想文だけでなく、国語の記述問題や作文、将来の面接などにもつながる力です。
自分の考えを、自分の言葉で伝える経験を、この夏に少しずつ増やしていきましょう。
まとめ
- 本全体ではなく、心が動いた場面を見つける
- 「おもしろかった」のあとに「なぜ?」を加える
- 本の内容と自分の経験をつなげる
- 原稿用紙を書く前に順番を箇条書きする
読書感想文は、最初の一文を書くまでが一番大変に感じることがあります。
だからこそ、最初からきれいな文章を書こうとせず、まずは思ったことをメモするところから始めてみてください。
書く前の準備ができれば、読書感想文はぐっと取り組みやすくなります。
次回予告
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