学校が再開で分散登校・短縮授業が行われています。
授業とはいえ、2時間ほどなので課題の確認と「確認テスト」が行われています。
この確認テストは、前もって出されている課題の習得の「確認」の為です。
自宅での学習がメインになるので、そこで出来るだけ習得しておいてほしいという事です。
例えば中1の英語は、書き写すところから始まり、単語の品詞(動詞とか代名詞とか)も書いて覚える系、しかし、どうやって覚えるか?どんな考え方なのか?誰にも教われません。せいぜい、お母さま方にお任せ!みたいな感じの課題です。
中1生は、おおむね初めて品詞とかをやるので、チンプンカンプンです。小学生から進んでいたならいざ知らず、動くのは今年からでした。
そうなると何が起こるのか?「英語嫌い」です。
新中1特有の英語が「わからん」に陥ります。
いきなりの文法では、理解できる子は少ない。その少ない生徒にある程度併せて前に進んで行きます。
以前にも書きましたが、やってて当然!やれない、理解できない!は自己責任でお願いします!・・です。
確認テストで、ほぼほぼ行けるようなら6月以降は単元を端折って次へ進み、7月の期末テストで一学期最終判定を行うのです。
「9月入学」の議論が「見送り」になった今、いかにして3月までに全単元を終わらせるか?にかかって来ます。
特に、中3・高3生。
「やってて当然!」「出来ないのは自己責任」
そうしないと、間に合いません。
もしも、実際6月からの授業で再出発するとして、逆にすでに出来てる子もそれなりに居るはずで、その子達からすると「もうええよ~次行って~~~」となるでしょうね。
なので、出来る子メインで先に進める。出来ない子は、別の時間(放課後)やマナミング等で補うという事になります。
それでもやれない子は、放置!
「え~学校が休校やったから、そんなんムリやし~ひどいわぁ~~~」
いやいや~3か月近くも自由な時間があったのに、勉強に充ててない方がおかしい。まして、今回の臨時休校はウイルスに感染させないための処置。苦渋の選択であったし、そこはこどもたちを信じて「任せた」んだ。という事になります。
中には遊び呆けてて、したい放題テンダネスの子もいる。親の言う事も聞かず、スマホ・ゲーム三昧。
そこはもう「自業自得」ということです。
ほとんど何もしてこなかった新中1生と、それなりに計画的に学習を続けてきた新中1生とでは、それぞれの「学習力」の差が激しくなっています。
本来、新小1・新中1・新高1の生徒はあらなた学校で、胸弾ませてヤル気もみなぎって、モチベーションも高く、頑張って「お勉強」するぞ~という気持ちになってるもんです。
それが今回出鼻をくじかれてます。
そりゃ~やる気も失せる。
それでも、モチベーションを維持する事が出来てれば、今後の学習に大きく好影響があります。
例えば、うちの新中1生は今すでに一日5時間以上の自習に耐えていけています。耐えるというよりも、楽しんでいます。
自習ですよ。自己責任でやる勉強の事ですね。
そうなるまでには、経験を積み上げないといけない。
今回の長期の休校は、その経験を積み上げるのに、とても有効でした。
明日に、期待!