週明けから、小中高校で時差・分散登校が開始。
とはいうものの、第一週目は次週からの各学年・クラス・出席番号等々での分散登校の通達と顔見せでおしまい。なので、短い時間で帰って来ます。ただ、登校する時間がバラバラになったり、曜日で学年を変えていたりしますので、下校も午前中・お昼・昼から等バラバラになります。
現段階では、「学習指導」は今月いっぱい無いです。
ただ配布プリント等を大量に用意している様子。又、公立高校ではPDF等でスマホに送られているプリントを出力して、やり込んで提出というのもあります。
何にしろ、こどもたち独自で取り組んで行け!というスタンスとなります。
今後は、人任せでは何も出来ないようになりますね。
小学生も中学、高校も全員、自己責任で進めるしかない。
今までなら、宿題が出されそれを毎日やる。それが日々の学習でしたが、今後は毎日宿題は出されない。中学以上の日々の学習スタイルとなりますね。
小学生の低学年の子達や、新小1生の子達は、まず何をどうするのかわかりません。
一定の期間内に、何ページから何ページまでやって、自分で理解する。分からなければ、おうちの方に聞く?ネットで調べる?知り合いに教えてもらう?・・・
こう言う事も、段々と慣れてくれば自力で行動を起こし始めます。初めにちゃんとした流れをつくってあげて、それの繰り返しで理解を深めていく。正しいアドバイスを、要所要所で伝えていく。
放置状態になると、具体的にどうしたら良いのか分からず結局は脱線するしかなくなります。
かつて、こんなことが・・・
「自習するように!」
小学1年生のはじめに、いきなりそう言われて先生が出ていった。
どうやら、担任の先生に急な用事が出来たらしい。
自習は1時間。
はて?”自習”って何???
となりの女の子に聞いたら、・・・
「なんでも自分でやりたい”勉強”をするのよ~」
へぇ~~~、でも何をしたらいいのか?
「私は、算数のドリルするぅ~~」
「オレは、こくごの本を読む~~~」
「ぼくは・・・」「わたしは・・・」
えっ?えっ?みんななんで知ってるん??
どうしよう~~!ぼくはあたまをかかえてしまった・・・
となりの女の子が教えてくれた・・・
「かんじのかきとりをしたら~?」
おう!そうか!それなら出来る!
一つひとつ、ゆっくりとかんじをかいた。
そうしてると、となりのクラスの先生が「ガラー」っと扉を開けて入ってきた。
「えっ?あんまり静かなので、どうしたのか?って思ったが、これはすごい!みんな”自習”してたんやね!エライねぇ~~このクラスの子達は・・」
だって、「自習」ってこういう事でしょ?ちがうの???ちがうんだ!きっと!
この日から、うちのクラスで「自習」っていうと、どんちゃん騒ぎしても良いんだと思うようになった。だって、となりのクラスでは「好きな事をするのが自習や!」って言ってたし・・・。
(実話)
正しく指導!
明日に、期待!