皆さん、こんにちは。
赤池駅前の個別指導塾、ヒーローズ赤池校の五関です。

前回のお話の続きで「自信」についてお話していきます。

日本人は、世界的に見ても自信が低い傾向にあると言われています。
内閣府が実施した調査でも「自分自身に満足しているか」という質問に対して、満足していると回答した人の割合がアメリカは86.0%、ドイツが80.9%、韓国が71.5%に対して日本が45.8%でした。
また、「自分には長所がある」という質問に対してもあると回答した人がアメリカが93.1%、ドイツが92.3%、韓国が75.0%に対して、日本が68.9%と、どちらの調査でも諸外国と比較しても大幅に下回ってしまっているのが現状です。

日本には「謙虚こそ美徳」という概念がありますから、自信のなさは謙虚さの裏返しとも言えるでしょう。

しかし、「謙虚」であることと、「自信がない」ことは似て非なるものです。

謙虚というのは「自分を偉いものと思わず、素直に学ぶ気持ちがあること」です。
他人に言われたことを素直に受け止め、何事も勉強だという姿勢でいることを謙虚といいます。
謙虚の対義語は「傲慢」に当たります。

一方で、自信というのは「自分の価値・能力を信じること」で、言い換えれば「自分を信じること」です。
自分はやればできる人間である、地道な作業もいつかは必ず花開くと信じることを自信というのです。
自信の対義語は「劣等感」に当たります。

言葉の定義から見ても分かる通り、謙虚さと自身は相いれないものではありません。
謙虚ありながら物事に自信をもって進めていくことが、一番効果的な進め方になるのです。

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