赤池校の皆さん、こんにちは。
短い夏休みも終わり、いよいよ2学期がスタートしました。
2学期が始まると、早速一か月後には中間テストが控えています。
教室では、早くもテストの話題が飛び交うなど、夏休みで油断せずテストに向けていい雰囲気になってきて、嬉しい限りです!
さて、今日は「数学の勉強方法」についてお話したいと思います。
まず、数学で一番大事なことは「いかにミスを減らすことができるか」です。
他の教科と異なり、数学はせっかく問題の答え方が分かっても「答え」が間違えていたら点数をもらうことができない教科です。
特に中学数学は途中式が採点対象になることが少なく、答えまでの「道筋」があっているかどうかよりも、「答え」そのものがあっているかどうかが非常に重要になってきます。
計算ミスを少しでも少なくするためには、まずは次の3点を気を付けるようにしましょう。
①文字や図、グラフは丁寧に、読みやすい大きさで書く
小さな字で書いていたり、汚くいい加減な字を書いてしまうと、符号や数字を読み間違えて計算してしまうといったミスにつながります。
常に大きくわかりやすい字で書くことを心がけましょう。
②途中式を必ず書く
途中式を書くことで、暗算で計算するよりも計算ミスを減らすことができます。
さらには、自分がどこで計算を間違えたのかが分かり、同じミスを犯さないように注意することができます。
二の舞を演じないようにするためにも、計算の途中家庭は必ず記載するようにしましょう。
数学はノートをケチってはいけません!
③答えの検算を行う
自分の答えに不安があるときは、答えから逆算して解答があっているかどうかを確かめましょう。
数学は問題と答えに必ず整合性があります。答えを問題に当てはめることで、答えがあっているかどうかを確かめることができるので、自分の答えに自信がないときは必ず検算を行うようにしてください。
計算ミスを減らすことができたら、次は「解答までのルール」を頭に入れる作業です。
数学には、方程式の文章題なら答えるものをxとする。二次関数ならまずは平方完成を行う。など単元ごとに決まった「ルール」があります。
中学数学では、基本的なルールを頭に入れることができれば、ほとんどの問題を解くことができます。
学校の教科書や塾のテキストの問題を繰り返し解くことで、「解答までのルール」を頭に入れるようにしましょう。
十分に理解できていない単元は、同じ問題を2回以上繰り返し解いてみましょう。答えを覚えるまで解いてしまっても構いません。
勉強もスポーツと同じで、日々の繰り返しが非常に重要です。
メジャーリーガーであっても、始めたばかりでホームランを増産できる人はいないでしょう。
何千・何万回と素振りを繰り返してボールを上手に打てるようになるのです。
勉強も同じで、同じような問題を何回も繰り返し解くことで、問題の「解き方」を身体に染み込ませ、テストで発揮することができるようになります。
何事も日々の繰り返しが、実は一番の近道になるのです。
次回は「勉強のやり方(国語編)」です。
今後の更新も楽しみにお待ちください。