・明和高校附属中学校の基本情報
・コースの特徴
・適性検査・選抜について
この記事の著者:ヒーローズ内田橋校名古屋市南区を中心に、瑞穂区、熱田区からも生徒さんの集まる個別指導塾。教室長の薄井は、某大手塾の公立中高一貫校対策ゼミ(東京都立小石川中等教育学校など)の元担当者。適性検査対策の指導経験も豊富。
「明和中学校ってどんな学校?」
「明和高校附属中学校の入試は難しい?」
「普通の中学受験と何が違うの?」
このように、愛知県立明和高等学校附属中学校について調べている小学生の保護者の方も多いのではないでしょうか。
愛知県立明和高等学校附属中学校は、2025年4月に開校した愛知県の県立中高一貫校です。明和高校と6年間の中高一貫教育を行い、幅広い教養を身につけながら、探究的な学びを深めていくことを大きな特徴としています。
また、一般的な中学校とは異なり、「普通コース」と「音楽コース」が設けられている点も明和附属中学校の特徴です。
目次
明和高等学校附属中学校とは?
愛知県立明和高等学校附属中学校は、2025年4月に開校した愛知県立の中高一貫校です。
名古屋市東区にある愛知県立明和高等学校に併設され、中学校から高校までの6年間を見通した教育を行っています。
明和高校は、長い歴史を持つ愛知県を代表する県立高校の一つです。普通科に加えて音楽科も設置されており、学習面だけでなく、探究活動や音楽教育にも力を入れています。
その明和高校に附属中学校が設置されたことで、これまで高校から始まっていた明和の教育を、中学校段階から6年間かけて学ぶことができるようになりました。
明和高等学校附属中学校の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 愛知県立明和高等学校附属中学校 |
| 所在地 | 〒461-0011 愛知県名古屋市東区白壁二丁目32番6号 |
| 開校 | 2025年4月 |
| 設置者 | 愛知県 |
| 学校区分 | 県立・男女共学 |
| 教育形態 | 中高一貫教育 |
| コース | 普通コース・音楽コース |
| 募集人員 | 普通コース70名・音楽コース20名 |
| 併設高校 | 愛知県立明和高等学校 |
| 最寄り駅 | 名鉄瀬戸線「東大手駅」・地下鉄名城線「名古屋城駅」 |
※募集人員や入学者選抜の内容は年度によって変更される場合があります。受検を検討する場合は、最新の募集要項を確認しましょう。
名古屋市東区にある明和高校と一体となった教育
明和高等学校附属中学校は、名古屋市東区白壁にあります。
名鉄瀬戸線「東大手駅」から徒歩圏内にあり、地下鉄名城線「名古屋城駅」からもアクセスできるため、名古屋市内のさまざまな地域から通学を考えやすい立地です。
名古屋市南区から通学する場合も、名鉄や地下鉄を利用してアクセスすることができます。
そして、明和附属中学校を語るうえで欠かせないのが、明和高校との6年間の中高一貫教育です。
一般的な中学校では、中学校3年間を終えると高校受験をすることになります。一方、明和附属中学校では、明和高校と連携した教育を中学校段階から行うことで、高校受験だけを目的としない、より長期的な視点での学びが可能になります。
また、普通コースだけでなく音楽コースが設けられていることも、明和附属中学校ならではの特徴です。
「幅広い教養を身につけながら探究的な学習に取り組みたい」という生徒だけでなく、「将来、音楽を専門的に学びたい」という生徒にも、それぞれの目的に合わせた学びの環境が用意されています。
このように、明和高等学校附属中学校は、明和高校までの6年間を見据えながら、幅広い教養と探究する力を育てる県立中高一貫校といえるでしょう。
明和附属中学校の教育の特徴
明和高等学校附属中学校の大きな特徴は、単に高校受験に向けた学習を早く進めることだけを目的としていない点です。
特に普通コースでは、リベラルアーツを軸とした文理融合の探究的な学びが重視されています。
リベラルアーツとは、国語・数学・理科・社会といった教科を単独で学ぶだけではなく、さまざまな分野を横断して幅広い教養を身につける考え方です。
例えば、
「この問題の答えは何か?」
だけではなく、
「なぜこの問題が起きているのか?」
「別の立場から見るとどうなるのか?」
「自分ならどのように解決するか?」
といったことを考える力が求められます。
愛知県も明和高校・附属中学校について、文理融合の探究的な学びを通して、幅広い教養や豊かな感性、多様な人と協働して新しい価値を生み出す力を育成するとしています。
そのため、明和附属中学校を目指す場合には、単純な知識量だけではなく、文章を読んで考える力、自分の考えを整理する力、資料から情報を読み取る力などが重要になります。
明和附属中学校には「普通コース」と「音楽コース」がある
明和高等学校附属中学校には、大きく分けて
-
普通コース
-
音楽コース
の2つがあります。
普通コース
普通コースでは、文系・理系という枠にとらわれず、幅広い分野を学びながら探究活動を行うことが重視されています。
高校では明和高校の普通科につながる教育を見据え、中学校段階から高校の学びへつながる深い学習を行っていきます。
「将来は理系に進みたい」
「大学では文系に進みたい」
というように、現時点で進路を一つに決めていない小学生にとっても、幅広い分野を学ぶことには大きな意味があります。
音楽コース
明和附属中学校には、一般的な県立中学校にはあまり見られない音楽コースがあります。
音楽コースでは、音楽家として必要となる基礎力を中学校段階から身につけるとともに、リベラルアーツの視点を取り入れた学習にも取り組みます。
高校には音楽科があり、専攻実技だけでなく、ソルフェージュ、音楽理論、音楽史、アンサンブルなど、音楽家を目指すための専門的な教育が行われています。
そのため、
「将来、音楽の専門的な道に進みたい」
という小学生にとっては、6年間を見通して音楽を学べる環境が用意されていることが大きな特徴です。
なお、音楽コースでは通常の適性検査だけではなく、音楽に関する実技検査なども行われます。2027年度入学者選抜についても、専攻別検査の課題曲等が愛知県から公表されています。
明和附属中学校の入試・受検方法
明和附属中学校を目指すうえで、保護者の方が特に知っておきたいのが「高校受験や一般的な私立中学受験とは入試の仕組みが違う」ということです。
普通コースでは、適性検査と面接を中心とした選抜が行われます。
過去の選抜では、適性検査Ⅰ・適性検査Ⅱがそれぞれ45分で実施され、2つの適性検査の結果をもとに1次選抜を行い、その後、面接による2次選抜を行う方式が採用されています。
ここで重要なのが、
「学校のテストで高得点を取るための勉強」と「適性検査で得点するための勉強」は、完全に同じではない
ということです。
明和附属中の適性検査で求められる力
明和附属中学校の受検を考える場合、次のような力を普段から伸ばしていくことが重要です。
①文章を正確に読む力
長い文章を読んで、その内容を正確に理解する力です。
単に文章を読むだけではなく、
「筆者は何を伝えたいのか」
「文章中のどの部分が根拠なのか」
を考える習慣が必要です。
②資料を読み取る力
表やグラフ、図、データなどから必要な情報を読み取る力も重要です。
算数の計算問題だけではなく、資料を見ながら考察する問題にも対応できる力が求められます。
③自分の考えを説明する力
「答えは○○です」で終わるのではなく、
「なぜそう考えたのか」
を説明できることが大切です。
これは適性検査だけでなく、将来の探究学習にもつながる力です。
④知識を組み合わせて考える力
国語・算数・理科・社会といった教科の知識を、それぞれ別々に覚えるだけではなく、複数の知識を組み合わせて考えることも重要です。
そのため、明和附属中学校の受検対策では、通常の小学校の学習をしっかり身につけたうえで、適性検査型の問題に慣れていく必要があります。
明和附属中学校の倍率・志願状況
明和附属中学校は、開校当初から非常に高い注目を集めています。
2026年度入学者選抜では、普通コースの募集人員70人に対して814人が志願しました。
倍率にすると11.63倍です。
また、音楽コースは募集20人に対して42人が志願し、倍率は2.10倍でした。
普通コースについては、2026年度に797人が実際に受検し、1次選抜を経て最終的に70人が合格しています。
この数字からも、明和附属中学校が非常に多くの小学生・保護者から注目されている学校であることが分かります。
ただし、倍率だけを見て「難しいから無理」と考える必要はありません。
重要なのは、明和附属中学校の入試形式を理解したうえで、早い段階から必要な力を身につけていくことです。
明和附属中学校はどんな小学生に向いている?
明和附属中学校の教育内容を考えると、次のような小学生は相性を考えやすいでしょう。
「なぜ?」を考えるのが好き
単に答えを覚えるだけではなく、
「どうしてこうなるの?」
と疑問を持てる子は、探究的な学習に取り組みやすいでしょう。
自分の考えを話すことができる
適性検査だけではなく、面接も選抜に含まれます。
自分の考えを整理して、相手に伝えることができる力は重要です。
幅広いことに興味がある
理科が好きだけれど国語も好き。
歴史に興味があるけれど、科学にも興味がある。
このように、一つの分野だけではなく幅広いことに興味を持つ子どもには、明和附属中学校の教育方針との相性を考えやすいでしょう。
音楽を専門的に学びたい
音楽コースについては、将来的に音楽の専門的な道を考えている小学生にとって、特徴的な選択肢になります。
私立中学受験と明和附属中の受検は何が違う?
明和附属中学校を考える際には、私立中学校との違いも理解しておきましょう。
私立中学校の入試では、学校によって違いはあるものの、国語・算数・理科・社会などの教科型入試が中心となっている学校が多くあります。
一方、明和附属中学校では、適性検査を通して、
知識を使って考える力
文章や資料を読み取る力
自分の考えを表現する力
などが問われます。
そのため、
「小学校のテストではいつも高得点だから大丈夫」
とは限りません。
逆に、まだ中学受験用の特殊な問題に慣れていない場合でも、早い段階から適性検査型の問題に触れ、考える習慣を身につけていくことで、受検に向けた準備を進めることができます。
名古屋市南区から明和附属中を目指すなら
名古屋市南区から中学受験を考えているご家庭にとっても、明和附属中学校は検討する価値のある選択肢の一つです。
ただし、明和附属中学校を目指すのであれば、6年生になってから急に受検勉強を始めるのではなく、できるだけ早い段階から、
-
読解力
-
計算力
-
基礎的な知識
-
思考力
-
表現力
-
資料を読み取る力
をバランスよく伸ばしていくことが大切です。
特に小学校低学年・中学年の段階では、難しい受験問題を大量に解くよりも、「なぜ?」「どうして?」と考える習慣を身につけることが重要です。
高学年になったら、基礎学力を確認しながら適性検査型の問題に取り組み、時間内に文章や資料を読み取って答える練習を積み重ねていくとよいでしょう。
9明和附属中学校の受検対策で大切なこと
明和附属中学校を目指す場合、次の3段階で考えると分かりやすいでしょう。
STEP1 小学校の基礎学力を固める
まずは国語・算数を中心に、小学校で学ぶ内容を確実に身につけることが大切です。
特に、
「計算はできるけれど文章題になると苦手」
という状態は避けたいところです。
STEP2 思考力・読解力を伸ばす
基礎学力が身についたら、文章や資料を読んで考える問題に取り組みます。
「答えを出す」だけではなく、
「なぜその答えになるのか」
を説明する練習も取り入れていきましょう。
STEP3 適性検査形式に慣れる
受検が近づいてきたら、実際の適性検査を意識した問題演習を行います。
愛知県は過去の適性検査問題も公開しており、2026年度・2025年度の問題を確認することができます。
問題形式に慣れることで、
「時間が足りない」
「問題文の意味を読み違える」
といった本番で起こりやすい問題を減らしていくことができます。
まとめ|明和附属中学校を目指すなら早めの準備を
愛知県立明和高等学校附属中学校は、明和高校と6年間の中高一貫教育を行う県立中学校です。
普通コースではリベラルアーツを軸とした文理融合の探究的な学び、音楽コースでは音楽家としての基礎力を育てる専門的な学びが行われます。
2026年度入試では普通コースに814人が志願し、募集70人に対して11.63倍という高い倍率となりました。
今後も明和附属中学校を目指す小学生が増えることが予想される中で、受検を考えるご家庭にとって大切なのは、単純に難しい問題をたくさん解くことではありません。
小学校の基礎学力をしっかり身につけること。
そして、
文章を読み、考え、自分の言葉で説明する力を育てること。
この2つを意識して、早い段階から準備を進めていくことが大切です。
名古屋市南区・瑞穂区・熱田区などで中学受験を検討されている方は、私立中学校だけでなく、こうした県立中高一貫校という選択肢についても、ぜひ早い段階から情報収集をしておきましょう。
ヒーローズでは、一人ひとりの学力や学習状況に合わせた個別指導を行っています。
「明和附属中学校を受検してみたいけれど、何から始めればいいか分からない」
「現在の学力で受検対策を始めても大丈夫?」
「私立中学受験と県立中高一貫校、どちらを検討すればいい?」
このようなお悩みがあれば、まずは現在の学習状況を確認するところから始めてみてはいかがでしょうか。
中学受験・中高一貫校受検は、早めの情報収集と計画的な準備が大切です。
個別指導学院ヒーローズ内田橋校へのお問い合わせ
公式LINEならいつでもお問い合わせ可能!
※お友達追加後は『HPを見ました』とチャットをお願いします。
教室直通:052-693-8016
〈平日〉13時30分~22時
〈土曜〉11時30分~20時(※開校日のみ)
総合受付:0120-17-8989
〈平日〉10時~19時
個別指導学院ヒーローズ内田橋校へのアクセスはこちら!
教室長からのメッセージはこちら!










