・名古屋工業高校の基本情報
・偏差値やコースの特徴
・どんな生徒におすすめできる高校か
この記事の著者:ヒーローズ内田橋校名古屋市南区を中心に、瑞穂区、熱田区からも生徒さんの集まる個別指導塾。一人一人に合った進度で学習を進めています。
「将来につながる技術」を高校3年間で身につける――名古屋工業高等学校
高校選びをするとき、「大学進学」だけではなく、高校卒業後に技術を身につけて就職したい」「資格を取得して将来の仕事につなげたい」と考えている中学生もいるのではないでしょうか。
そんな生徒に注目されているのが、名古屋市昭和区にある私立・名古屋工業高等学校です。
名古屋工業高等学校は、1920年に創立された歴史ある工業高校で、建築・土木、電気、情報技術、機械といった専門分野を学ぶことができます。
特に、実習や資格取得、就職指導に力を入れていることが大きな特徴です。
この記事では、名古屋市南区を中心に、瑞穂区・熱田区などから高校を探している中学生・保護者の方に向けて、名古屋工業高等学校の特徴や学科、偏差値、資格、進路、学校生活などを詳しく紹介します。
名古屋工業高等学校とは?
名古屋工業高等学校は、名古屋市昭和区円上町にある私立の工業高校です。
現在は建築科、土木科、電気科、情報技術科、機械科の5つの学科が設置されています。
学校では、工業分野に関する専門的な知識・技術を学ぶだけでなく、資格取得や部活動、学校行事などを通して、「心・技・体」のバランスが取れた人材の育成を目指しています。
学校の公式サイトでは、建学の精神として、
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心身の健全
-
着実な修学
-
礼節を尚ぶ
の3つを掲げています。
また、2026年時点で創立106年を迎えており、長い歴史を持つ学校であることも特徴です。
目次
1. 基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学校名 | 名古屋工業高等学校 |
| 区分 | 私立高校 |
| 所在地 | 名古屋市昭和区円上町22-38 |
| 設置学科 | 建築科・土木科・電気科・情報技術科・機械科 |
| 男女別 | 男子校 |
| 創立 | 1920年 |
| 電話番号 | 052-871-2681 |
所在地は名古屋市昭和区ですが、金山・桜山・鶴舞などから公共交通機関でアクセスできるため、名古屋市南区や瑞穂区方面からも通学を検討しやすい学校です。
名古屋工業高等学校へのアクセス
公共交通機関では、金山総合駅、地下鉄桜山駅、JR鶴舞駅などからバスを利用できます。
学校公式サイトによると、
-
金山総合駅北口からバス約8分
-
地下鉄桜山駅からバス約6分
-
JR鶴舞駅からバス約6分
で「高辻」または「高辻北」へ向かい、バス停から徒歩数分で学校に到着します。
名古屋市南区から高校を探している場合にも、金山方面を経由した通学ルートを検討できます。
2.名古屋工業高等学校の偏差値は?
名古屋工業高等学校の偏差値は、民間の高校情報サイトでは40前後が一つの目安として掲載されています。
2026年度の学科別一覧では、建築・土木、電気・情報技術、機械の各分野について偏差値40として掲載されています。
ただし、偏差値は模試の母集団や算出方法によって変わります。
そのため、実際の受験では偏差値だけを見るのではなく、
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中学校の成績
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模試の結果
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過去問の得点
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推薦・一般などの入試方式
-
面接への準備
などを総合的に確認することが大切です。
「工業高校だから勉強はあまり必要ない」と考えるのではなく、入試に向けて国語・数学・英語などの基礎学力をしっかり身につけておきましょう。
1.名古屋工業高等学校の学科・コース
名古屋工業高等学校の大きな魅力の一つが、専門分野を高校生の段階から学べることです。
現在は大きく、
-
建築科
-
土木科
-
電気科
-
情報技術科
-
機械科
の5学科があります。
それぞれどのようなことを学ぶのか見ていきましょう。
① 建築科
建築科では、建物を設計し、実際につくっていくために必要な知識や技術を学びます。
建築というと「大工」や「設計士」をイメージする人も多いですが、実際には、
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設計
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施工
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現場監督
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積算
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左官
-
設備
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基礎工事
-
プレカット
など、さまざまな仕事があります。
授業では、製図・設計・構造・施工などを学び、建築技術者として必要となる基礎知識を身につけます。
また、実際の建築現場を体験する機会や、現場作業に関係する資格取得に向けた指導も行われています。
「建物を見るのが好き」「家や建物をつくる仕事に興味がある」という生徒には注目したい学科です。
② 土木科
土木科では、私たちの生活を支える社会インフラについて学びます。
例えば、
-
道路
-
橋
-
鉄道
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河川
-
港湾
-
上下水道
などです。
授業では、測量、コンクリート、土の性質、施工技術、図面の読み方、インフラの維持管理など、実際の建設業界につながる内容を学習します。
2年生の夏休みには測量合宿も行われており、実際に技術を身につけながらクラスの仲間との協力も経験します。
さらに、土木施工管理技士や測量士補など、将来の仕事につながる資格取得にも取り組んでいます。
「道路や橋など大きなものをつくる仕事がしたい」という人に向いている学科です。
③ 電気科
電気科では、私たちの生活や産業に欠かせない「電気」について専門的に学びます。
電気科では、
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電気機器
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電気回路
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自動制御
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コンピュータ
-
プログラミング
-
電気設備
などについて学習します。
特に資格指導にも力を入れており、第二種電気工事士の取得に向けた指導が行われています。
さらに、第一種電気工事士や電気通信設備工事担任者試験、第三種電気主任技術者など、より高度な資格にも挑戦しています。
「電気を扱う仕事に就きたい」「資格を取得して将来の仕事につなげたい」という人には魅力的な学科です。
④ 情報技術科
近年特に注目されているのが情報技術科です。
コンピュータの基本的な仕組みから、プログラミング、自動制御など、情報技術に関する幅広い内容を学習します。
学校では、ソフトウェアだけでなくハードウェアについても学び、コンピュータを解体して構造を理解するような実習にも取り組んでいます。
また、
-
ITパスポート
-
基本情報技術者試験
などの資格取得にも挑戦しています。
実際に2026年には、1年生の情報技術コースでRaspberry PiとScratchを使い、Minecraftの世界をプログラムで操作する実習も行われています。
「パソコンが好き」「プログラミングに興味がある」「IT関係の仕事をしたい」という中学生には特にチェックしてほしい学科です。
⑤ 機械科
機械科では、ものづくりに必要となる機械・製造に関する知識や技術を学びます。
製造や管理だけでなく、ソフトウェアなども含めた幅広い実習を通して、ものを「つくる」ことについて理解を深めていきます。
工場での製造や機械設備、自動車関連など、さまざまな産業につながる分野です。
「機械を触るのが好き」「ものづくりが好き」「自動車や製造業に興味がある」という生徒には適性を考えやすい学科でしょう。
4.名古屋工業高等学校は資格取得に強い?
名古屋工業高等学校の大きな特徴の一つが、資格取得を重視した教育です。
学校公式サイトでは、
-
電気工事士
-
危険物取扱者
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ITパスポート
-
無線技士
-
ガス溶接
-
情報技術検定
-
計算技術検定
-
基礎製図検定
-
QC検定
など、さまざまな資格・検定に対応していることが紹介されています。
さらに、アーク溶接、フォークリフト、小型重機、高所作業車などに関する特別教育も行われています。
工業高校で取得できる資格には、将来の就職や進学で役立つものも多くあります。
「高校卒業時に何ができるようになっているか」という視点で高校を選ぶなら、資格取得の環境は重要なポイントになります。
5.就職に強いのが名古屋工業高等学校の特徴
名古屋工業高等学校では、卒業後の就職を見据えた指導にも力を入れています。
学校によると、毎年多くの企業から求人があり、求人業種は50種類以上に及ぶとされています。
また、就職指導は3年生になってから始まるのではありません。
1年生から、
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挨拶
-
言葉遣い
-
服装
-
所作
-
社会人としての心構え
などを指導しています。
さらに、インターンシップや現場見学などを通して、実際の仕事について知る機会も設けられています。
3年生になると求人票の確認、会社訪問、履歴書作成、模擬面接など、就職試験に向けた具体的な準備が進められます。
学校が公開している近年の求人企業には、トヨタ自動車、豊田自動織機、トヨタ車体、アイシン、愛三工業、ジェイテクト、中部電力、JR東海、名古屋鉄道、リンナイ、日本特殊陶業など、多様な企業が掲載されています。
もちろん、求人があることと、その企業に全員が就職できることは同じではありません。
しかし、工業分野の専門知識・資格・実習経験を高校3年間で積み上げ、就職につなげる環境が整えられていることは、名古屋工業高等学校の大きな特徴といえるでしょう。
6.大学・専門学校への進学も可能
「工業高校=就職」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし、名古屋工業高等学校では就職だけでなく、進学という選択肢も用意されています。
専門分野を高校で学んだうえで、
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大学
-
短期大学
-
専門学校
などへ進学することも考えられます。
高校卒業後にすぐ就職するのか、さらに専門知識を学ぶのか。
自分の将来の目標に合わせて進路を考えられる点もポイントです。
7.名古屋工業高等学校の部活動
名古屋工業高等学校では、運動部・文化部ともにさまざまな部活動があります。
運動部では、
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野球部
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サッカー部
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ラグビー部
-
ハンドボール部
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バスケットボール部
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柔道部
-
剣道部
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卓球部
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弓道部
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レスリング部
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ボクシング部
などがあります。
文化部では、
-
ロボット部
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コンピュータ部
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自動車部
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鉄道研究
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放送部
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建築研究会
-
無線部
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イラストレーション部
などがあります。
特に、ロボット、自動車、鉄道、建築など、工業高校ならではの専門分野と関連した部活動があるのは特徴的です。
「高校では部活動もしっかり楽しみたい」という生徒にとっても、選択肢の多い学校といえるでしょう。
8.学校生活はどんな雰囲気?
名古屋工業高等学校は男子校で、学校公式サイトでは「男子校ならではの学校行事」も紹介されています。
スポーツ祭などの学校行事も行われており、勉強や実習だけではなく、学校生活そのものを楽しめる機会があります。
また、工業高校ならではの実習が多いことも学校生活の特徴です。
普通科高校では教室での授業が中心になる一方、名古屋工業高等学校では、製図、測量、電気、機械、コンピュータなど、専門分野に応じた実習があります。
「座って勉強するだけより、実際に手を動かして学ぶほうが好き」というタイプの生徒には、工業高校ならではの学習スタイルが合う可能性があります。
9.名古屋工業高等学校の学費
私立高校なので、授業料などの費用が必要になります。
学校が公開している2026年度の情報では、
-
入学金:200,000円
-
制服・教科書等:約160,000円
-
授業料:月34,000円
-
生徒会費:月500円
-
PTA会費:月900円
-
施設費:月3,500円
となっています。
これらを合わせた月額は38,900円です。
なお、国の就学支援金制度や愛知県の私立高等学校入学金補助制度などの公的な学費助成制度もあります。
実際にかかる費用については、入学年度の最新情報を学校に確認しておくと安心です。
10.入試について
名古屋工業高等学校では、推薦入試と一般入試が実施されています。
2027年度入試では、推薦入試の選考方法は国語・数学の基礎学力テストと面接、一般入試は国語・英語・数学のテストとされています。
募集定員は、
| コース | 募集定員 |
|---|---|
| 建築・土木コース | 80名 |
| 電気・情報技術コース | 100名 |
| 機械コース | 135名 |
となっています。
受験を考える場合は、最新の募集要項を必ず確認しましょう。
11.名古屋工業高等学校が向いているのはこんな人
ここまで紹介してきた特徴から考えると、名古屋工業高等学校は次のような生徒が進路候補として検討しやすいでしょう。
① ものづくりが好きな人
機械、建築、電気、土木など、実際に社会で使われている技術を学ぶことができます。
② 資格を取得したい人
電気工事士やITパスポート、危険物取扱者など、さまざまな資格・検定に挑戦できます。
③ 高校卒業後の就職を考えている人
1年生から就職を意識した指導が行われており、企業からの求人もあります。
④ ITやプログラミングに興味がある人
情報技術科では、コンピュータ、プログラミング、ハードウェアなどについて専門的に学べます。
⑤ 大学進学だけを目的としない高校生活を送りたい人
専門分野を学びながら、資格取得や部活動、就職・進学など、自分の将来につながる経験を積むことができます。
12.名古屋工業高等学校を受験するなら中学校の勉強も大切
工業高校を志望する場合でも、中学校の勉強をおろそかにしてはいけません。
特に高校入試では、国語・数学・英語などの基礎学力が重要になります。
名古屋工業高等学校の一般入試では国語・英語・数学が試験科目となっているため、まずは中学校の基本事項を確実に身につけておくことが大切です。
また、工業高校では高校入学後に専門科目を学ぶことになります。
数学などの基礎がしっかりしていれば、電気・機械・情報などの専門科目を学ぶ際にも役立ちます。
「工業高校だから普通科目はあまり勉強しなくていい」と考えるのではなく、中学校の基礎学力+高校で学ぶ専門技術という視点で受験準備を進めることが重要です。
4.まとめ|名古屋工業高等学校は「技術を身につけて未来につなげる」高校
名古屋工業高等学校は、100年以上の歴史を持つ私立の工業高校です。
建築・土木、電気、情報技術、機械という専門分野を学びながら、資格取得や実習、部活動、進路指導などに取り組むことができます。
特に、
「高校卒業後の仕事につながる技術を身につけたい」
「資格を取得して将来の選択肢を広げたい」
「ものづくりや機械、電気、IT、建築などに興味がある」
という中学生にとって、進路を考える際の選択肢の一つになるでしょう。
一方で、高校選びでは「偏差値だけ」「就職実績だけ」で決めるのではなく、実際に学校説明会や見学会に参加し、授業や実習の雰囲気、自分が3年間通う姿をイメージすることも大切です。
名古屋市南区や瑞穂区、熱田区などから高校を探している方は、普通科高校だけでなく、専門学科を持つ高校にも目を向けてみると、自分に合った進路が見つかるかもしれません。
名古屋工業高等学校は、「大学に進学すること」だけではなく、高校3年間で専門的な技術や資格を身につけ、その先の進学・就職につなげるという選択肢を考えられる高校です。
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