今回は学習効果が劇的に上がる方法についてご紹介します。
とても重要なことです!それは勉強をするときに・・・
「後で誰かに教えるつもりで学ぶこと」です!
学ぶことと教えることは密接な関係にあります。
ただ覚えるだけでは、覚えたことが頭の中で整理できていなくて、ごちゃごちゃのままで定着しません。
教える、という行為はしっかりと内容を理解してインプットした情報を整理していないとできません。
実際には教えることはなくても、誰かに教えるという意識を持って勉強すると学習効果が上がります。
ワシントン大学で実施されたこんな研究があります。
数十人を、
① あとで人に教えることを前提にしたグループ
② あとでテストを受けることを前提にしたグループ
③ 何も前提としないグループ
という3つのグループに分けて、ある戦争映画における描写と史実に関する文章を読ませ、関係のないことをしばらくしてもらった後に、学んだ内容についての記述および短答式のテストを実施する。
という研究です。
この研究の結果、記述とテスト、両方で①のグループの成績がよくなりました。
このことからも、教えるつもりで勉強することは自分が理解するという点でとても有効です。
世の先生で頭が良いと感じる人がいるのは、これまで多くの人に教えてきたから頭が良い人がいるわけです。
ただするだけ、よりもはるかに意味がありますよ!
是非実践してみて下さい。
では今回は以上です。