「逆算式」勉強法のやり方
必要な勉強だけに集中的に取り組めて、軌道修正も的確にできる、超効率的な「逆算式」の考え方。ではいよいよ、「逆算式」で勉強する手順を見ていきましょう。
1. ゴールを「数字や固有名詞」で具体的に把握する
目指したいゴールを正確に把握します。数字や固有名詞で具体化するのがポイント。
2. 「現在の立ち位置」を正確に把握する
過去問や演習問題などを解くなどして、いまの実力を把握します。実際に問題に当たってみなければ、実力を知ることはできないものです。
いまの立ち位置によって勉強時間も量も大きく変わるため、正確な現状把握が重要だと岡野氏は伝えています。ですので、「ゴールまでかなり距離がある……」とこの段階でわかったとしても、落ち込むことはありません。次のステップ以後で、必要な課題をクリアしていけばいいのです。
3. ゴールへ至るまでに「乗り越えるべき課題」を見つける
「ゴール」と「現在の立ち位置」を把握しさえすれば、その差分からおのずと課題が見えてきます。
弱点がたくさん見つかったということは、それだけ取り組むべき課題を明確にできたということだからです。
4. 「課題を細分化」して取り組むハードルを下げる
課題をひとつずつ細分化することがポイントだと述べています。勉強に取り組みやすくするためです。
クリアすべき課題がたとえ100あったとしても、10や5ごとに分けて弱点を潰していけば、ゴールまできっとやり抜くことができます。
目標が決まっている人にはこの方法がオススメです!