アルフレッド・アドラー氏
「やる気がなくなった」のではない。
「やる気をなくす」という決断を自分でしただけだ。
「変われない」のではない。
「変わらない」という決断を自分でしているだけだ
やる気が出ないことを環境や他人のせいにしてはいませんか?
「アドラー心理学」を確立したオーストリアの精神科医アルフレッド・アドラー氏によれば、やる気を出すのも出さないのも自分の選択。
アドラー心理学では、あらゆる出来事に対して「どう認知し、意味づけするか」によって、とらえ方や反応が左右されると考えます。
たとえば、叱られたことを「悪いこと」と認知すれば「悲しい」と感じ、「自分のためになることだ」と認知すれば「ありがたい」……という具合。
だからこそ前向きな意味づけが重要なわけです。
「時間がないから、勉強する気が起きない」などというのも、アドラー氏に言わせると「自分の選択」。
時間がないことを、スケジュールを見直す機会ととらえれば、勉強に費やせる時間を探す行動に移れます。
「やる気が自然に湧いてくる」のを待つのはやめましょう。本当に勉強したいのなら、行動を覚悟するのみなのです。