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当たり前に勉強できる人が”絶対言わない”言葉

試験をパスするためや資格をとるために勉強しないといけないけれど、なかなか取り組めない。短期的になら勉強できるものの、継続できないのが悩み……。

そのような人は、無意識に “こんな口癖” がありませんか? もし、これから紹介する言葉をよく使っているなら、改善のチャンスです。

 

「〜がないからできない」

時間がないから、勉強場所がないから、はたまたインターネット接続が弱いから、図書館が休みだから……。どれも事実かもしれませんが、「勉強したい!」という意欲があれば、環境が整っていなくても勉強はできるもの。

「〜がないから勉強できない」「〜だから勉強できなかった」などと言いたくなったら、自分を守るための心理的作用が働いていることに気づいてください。そして、本当の失敗を避けるためにも、言い訳をしないという選択をしてみましょう。

 

「やればできる」

「やればできる」という言葉を、やる気を込めて「自分にはできる!」という意味で用いるのならいいのですが、「やればできるんだけどね……」といった消極的なニュアンスで使いがちな人は要注意。

圧倒的成功者にも、多くの失敗経験があるということ。人は失敗を重ねて成長していくものなのです。

自分を守ろうとして「やればできる」という言葉を口にしてしまったら、「失敗は恥ずかしいことではない」と自分に言い聞かせ、結果を気にせずにとにかく勉強に取りかかりましょう。

 

「あの人のために頑張ろう」

自分のためではなく、他人のために「頑張ろう」と言っていませんか? 人からの評価を勉強の原動力としていると、「勉強できる人」からは遠ざかってしまうかもしれません。

また、評価するのは他人ですから、期待通りに評価してもらえるとは限らないもの。「頑張ったのに評価されなかった」という怒りや不満にもつながりかねませんよね。

対して、自分の内側から湧いてくる「内発的動機」があれば、やる気が持続しやすく、達成感も得やすいと言われています。自分軸で動くので、他人の評価に左右されることもありません。

「あの人のために頑張ろう」が口癖になっている、もしくは心のなかにそんな思いがある人は、そこにどんな背景があるか振り返ってみましょう。人からの評価を求めすぎているのであれば、主軸を自分に戻してあげるとポジティブな変化が起きるかもしれません。「自分が知りたいから勉強する」「自分の望みを叶えるために勉強する」といった素直なモチベーションが重要ということですね。

 

「もう間に合わない」

 

もう試験間近だから、いまさら勉強しても間に合わない。そんな言葉を口にしていませんか?

メンタルコーチで『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(大和書房)の著者・大平信孝氏によれば、「もう間に合わない」「いまさらやっても……」と言う人は先延ばしの常習犯だそう。

先延ばし癖を改善するには、できるだけ簡単な行動から始めるとよいのだとか。たとえ小さくとも「行動すること」に集中すれば、心配な気持ちに左右されなくなるとのこと。

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