・奥州藤原氏
平安時代中期から後期の東北地方の豪族。
11世紀後半の東北地方では豪族たちの勢力争いから大きな戦乱が相次いで起こりました。
これは俗に「前九年合戦」「後三年合戦」と呼ばれるものです。
これを抑えるために源義家が派遣されたことから源氏は関東の武士との結びつきを強めました。
1094年頃に平泉に居を構え、以後,基衡(もとひら)・秀衡(ひでひら)の3代にわたって栄華を誇り勢力を伸ばしました。
勢力を伸ばした結果、ほっぴとの交易や、金・馬の産出により富を築き本拠地の平泉(岩手県)は約100年にわたって繁栄しました。
しかし源義経をかくまったとして源頼朝に攻められ奥州藤原氏は滅ぶこととなりました。
こういった勢力がどう変化したかまで知っておくと人物名はより覚えておきやすくなります。
では今回は以上です。