中学1年では金属の性質について学ぶ時があります。
金属と非金属とで分類わけするのですが、その金属であると判断するための性質というものがあるので今回はそれについて紹介していきます。
まず、金属の性質は5つあります。
①金属光沢がある
光沢というと理科的だが、要は磨くと光るということ。
銀のスプーンなどで考えると分かりやすいのではないでしょうか。
汚れていても洗って磨くとピカピカになりますよね。
②電気をよく通す
電気を伝えるのでよく銅線が使われています。
③引っ張ると細く伸びる
理科の世界ではこの性質を「延性」といいます。
この性質が分かりやすいものといえば針金だろう。
④叩くと伸びて薄く広がる
これは理科の世界では「展性」と呼ばれるものです。
この性質の代表例は金箔がイメージしやすいと思う。
⑤熱をよく伝える
先ほど例で出したスプーンなども熱にかけたらものすごく熱が伝わるでしょう。
なのでこの性質も金属の一つ。
さて、上記の5つが金属の性質である。
よく間違えて覚えられているのが、金属の性質には「磁石につく」というものが含まれていると誤認して覚えているということである。
実は、磁石につくかどうかは金属に限ったことではなく、これは鉄に限った性質である。
その証拠に、100円玉は金属でできているが磁石にはつかないはずです。
この磁石どうこうの性質は間違って覚えないように注意しましょう。
では今回は以上です。