こんにちは、個別指導学院ヒーローズ滝ノ水校の吉田です。
今回は気体の発生(酸素・二酸化炭素)についてお話していきます。
気体にはいくつもの種類があり、それぞれ発生させる方法も違うので暗記するのはかなり大変です。
少しでも覚えやすくなるように酸素と二酸化炭素の覚え方についてお伝えします。
【酸素】
発生方法:うすい過酸化水素水と二酸化マンガン
過酸化水素水だけでも酸素が発生します。
二酸化マンガンは、反応を助けるはたらきをします。
二酸化マンガンのかわりに、ジャガイモ・レバー
などでもOKです。
集め方:酸素は水に溶けにくいので「水上置換法」
性質:ものを燃やすはたらき(助燃性)
火のついた線香を近づけると、炎を上げて燃える。
<覚え方>
山ぞくが「マンガ貸さんかい!」
・山ぞく→ 酸素
・マンガ→ 二酸化マンガン
・貸さんかい→ 過酸化水素水
【二酸化炭素】
発生方法:石灰石とうすい塩酸
石灰石のかわりに貝殻や卵の殻でもOKです。
集め方:空気より密度が大きく、水に少し溶けるので「下方置換法」
水に少し溶けるが、純粋な気体を集められる「水上置換法」でもOK
性質:水に溶けると、酸性を示す。
前置きにも書いた通り、有機物を燃やすと発生する。
石灰水を白くにごらせる。
<覚え方>
「兄さんとセットで遠足だ!」
・兄さん→ 二酸化炭素
・セッ(ト)→ 石灰石
・遠(エン)→ 塩酸
他にも水素や窒素、アンモニアの発生方法といったものもあるので、これは覚えるのが大変なのです。
酸素と二酸化炭素の覚え方だけでも知っておいて少しでも手助けになれば。。。
では今回は以上です。