故事成語の一つである「背水の陣」。
この言葉を聞いたことは少なからずある人は多いと思う。
背水の陣:一般に自らを窮地に追い込む決死の覚悟を意味する。
が、実は続きがある。
不利な地形に身を置き逃げることも出来ないので決死の覚悟で挑もう、
という精神論だけでなく、その不利な状況になることで「城」という有利な地にいた敵をこちら側に誘い出し
地の利を同等にした上で空いた城を別動隊が攻め落とすという、堅実な策!
なので「背水の陣」の正確な意味は、土壇場に追い詰められた最後の策ということではなく、、、
敵をおびき寄せるために自軍をワザと危険な状況に晒すことによって勝利を高めるという戦術のことです。
もう後がないから皆で頑張ろうぜ!というのは戦術ではないということですね。
では今回は以上です。