さて、前回の宣言通り今回は「桃太郎」について解説していきます。
最初の議題は、
・なぜ桃太郎の家来は犬・猿・鳥なのか?です。
目的は鬼を退治しに行くことですから明らかに戦力不足です。
しかしこれには明確な理由があります。
説明には方角が重要です。
まず北東は陰陽師でうところの鬼門、鬼の通り道であり忌むべき方角であるとされます。
これを「十二支」で図解すると北東には牛・寅の位置となります。
なので鬼は牛の角があり寅のパンツを履いているんですね!
そしてその北東の真逆、南西側が未・申になります。
ただ未は角があり鬼の角と通じるところがありお供には採用されず。
故に申を先頭とした酉・戌が加わります。
ここに「陰陽五行説」の考え方も加えます。
これによれば申・酉・戌が位置する西は「金」というくくりで1グループにまとまり
さらに「金」は「五果」で「桃」を指すので桃太郎のメンバー全員集合となります。
さて、いかがでしたでしょうか?
こうして読み解き理解していくととても楽しいものとして感じませんか?
理解する・分かると何事も楽しい!
長くなりましたがそのことを伝えたく今回の文章にしてみました。
では今回は以上です。