こんにちは!ヒーローズ東郷校の若森です。
ブログをご覧くださりありがとうございます!
今回は以前できなかった語彙力に関するお話を、
まずは「語彙力とは」というところからなのですが、
「語彙」とは一つの言語や特定の範囲の中についての単語の総体で、
その「語彙」をどれだけ利用する能力があるか、というものだそうです。
分かりやすく例えるならば、
「『ケーキ』という範囲」について「『美味しい』という語彙」を伝える際に、
「美味しい」「美味い」「非常に美味」「最高」といった感想から
「絶妙な甘さ」「甘い香り」「ふんわりとした触感」「なめらかな舌触り」といった具体的説明
「今まで食べた中で~」「プロが作ったような~」「甘さのエレクトリカルパレード」等の例えを使った様なものまでを総括して
表現、運用する能力といえるのではないでしょうか。
さて、この語彙力は高ければ高いほど表現が豊かになります。
単純に物事を伝えるための言葉を多く知っているという事はそれだけ表現能力に優れていると言えるでしょう。
加えて思考の整理にも一役買うことになります。
知らない・分からない知識に対して前後の文や起承転結から自分で飲み込めるような言葉に置き換える事ができるからです。
このブログで行っている幾つかのボードゲームルールから問題を出しているのが簡単な例で、
「不明なテーマ」について述べられている文章について回答者は思考することになります。
例えば
・ソレは行動です。道具を使います。主に屋外で行います。道具は持って歩けません。
→「不明なテーマ」の道具は持ち歩けないので決められた場所で行う事。
「決められた場所」は固定されている可能性がある。施設や建造物?
また、「道具」が無いとできない行動。「主に」という事は例外的に屋内でも行える?
このような発想の転換や言い換え、可能性の追求といった情報を推測・整理することができます。
そして様々な表現に触れ、語彙力を高める事は勉強にも役立っていきます。
「気まずさ」等の表現が分からないでいると物語の情景が掴めずに文の読み取りにつまづく生徒が何人かいます。
そういった生徒は「気まずさ」の言葉を知らなくても
「お友達とケンカして仲直りしたくても言い出せずにいる時の様子」
「クラスでしゃべったことのない子と二人でペアになった時の気持ち」
といった情景に例えると何となく察してくれることが多いです。
このように「雰囲気や空気感」というものは掴めているが表現できない状態です。
語彙力は本を読んだり、文章を書く上で非常に役立つ力です。
雨で中々外に出て遊べない日が続くこんな時にこそ様々な語彙に触れてみるのはいかがでしょうか?
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