お世話になっております。
ヒーローズ参野校でございます。
秋の香りから、冬の様相がちらほら。生徒さんたちは学校イベントでいろいろな顔をしてきます。
その中で、先日弊社高塚校を含め、英検が行われ、結果が返ってきました。
高校生たちがひとつ頑張りを結果としてだしてきました。大変うれしい思い。そして、二次試験へと向かいます。
この子たちには、本年4月から約半年、英文解釈についてお話してきました。
目的は『英文が読める・理解することの楽しさを感じてもらうこと』です。
英文解釈の意義と目的
学校では、文法、語彙、ライティング、スピーキングなど、様々な形で英語学習が進んでいます。
その中で英文解釈。いわゆる受験英語での手法の一つです。
様々な意義がありますが、私は「単語・語句の役割」という言い方をします。
文法的な解釈をもとに、英文を前から読んでいき、「この単語、このかたまりはどんな役割なのか?」の訳の理解を進めます。
語句の役割がわかることは、文中での単語ごとの意味や訳のつながりを理解することになります。
この手法はちぐはぐな直訳ではなく、スムーズで正確な英訳に繋がると考えられています。
明確な訳ができてくれば長文読解、語句の役割は品詞や文型の理解になり文法・語法の理解も伴います。
私自身が大学受験のために英語をやっていた時に、単語をガンガン暗記、文法問題を間違えない、というところを集中的にやっていましたが・・・・
模試などでは伸び悩み、「こんな暗記しても無理」「暗記きつ」とやさぐれた時期が長くありました。
そう、文が読めないのです。「覚えることが主体」で『覚えて読めるようになる、理解する』という目的でなかったことが大きい原因であったかと思います。
インプット・アウトプットという側面でもあり、何より目的が不明確であるから、ただやっていたになっていたのでしょう。
現役時代に手法として学んだわけではありません。
20年近く経ち、現在書店に並ぶ英文解釈の書籍を拝見し「やっていたことは同じだった」と、改めて高校時代の英語の先生が進めた道がわかったのです。
本校の取り組み
現在は演習として長文演習を行っておりますが、新年度4月より、現中3(新高1)以上対象におなじカリキュラムで英文解釈教室を始める予定です。(新年2月ころご案内)
また、英語対策・英語対策として、随時、目的をつくった指導を行っています。
中学生には、教科書や問題集の英文、長文問題の英訳をすすめ、常に訳してもらう学習を行っています。
中学生にとってすこし大変な内容ではありますが、英語を身に付けるには、まずは古来の書く・読む・訳すを。
理想は「声に出すこと」ですが、みなさん、恥ずかしがるシャイたちです。
指導側はわざと英文を声に出すことで「声に出すことのハードルを下げる」見本となっています。
また、辞書をひく姿をわざと見せています。
指導側は 中学生の教科書や問題集なら辞書はほぼ必要ないものですが、生徒さんたちは違います。
それなら、辞書を使う姿を見せて、真似してもらう。背中を見せる意味ですね・・・
現在の中学生の英語は非常に大変です。
現在の大人がやってきた英語学習とはまったく違う目的でもあります。
まずは苦手意識を取り払い、自立させるには、「読める・・・読めるぞ・・・!」という経験を得られるかどうかです。
取り組んでいる間はそう感じることは少ないかもしれませんが、少しずつ少しずつ、自ら読む姿勢を作ってもらいたい思いです。
追記(2022.11.8)
書店を賑わす英文解釈や社会人向け英語の各書籍は、この数年で非常に多くなってきた印象です。
きっかけは、新型コロナウィルスと言われております。
オンライン英語学習や外出の規制で自己研鑽に英語を選択される方が増えたことが考えられます。
目立って行うわけではありませんが、社会人の方でもご相談ください(お力になれるだけの知識はあるかは不明ですが(笑))
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