テストが返ってきた瞬間、最初にどこを見ますか?
おそらく多くの人が、
「何点だった?」
だと思います。
そして、
「よっしゃ!上がった!」
「うわ……下がった……」
「平均点は!? 平均点を早く教えて!」
と、一喜一憂。
もちろん、点数は大切です。
でも実は、テスト返却後にもっと大切なのは、
「その点数になった理由」を調べることです。
テストは受けて終わりではありません。
むしろ、返ってきてからが「次のテスト勉強」のスタートです。
★まずは点数だけで判断しない
たとえば、数学が60点だったとします。
同じ60点でも、その中身は人によってまったく違います。
Aさんは、
「習った内容自体がよく分かっていなくて解けなかった」
Bさんは、
「解き方は分かっていたのに計算ミスが多かった」
Cさんは、
「前半に時間を使いすぎて最後まで解けなかった」
かもしれません。
3人とも結果は60点。
でも、次にやるべき勉強は同じではありません。
Aさんなら基本から復習。
Bさんならミスの原因を確認。
Cさんなら時間を意識した演習。
というように、
間違えた理由によって次の対策は変わります。
だからこそ、テスト返却後は点数だけを見て、
「次はもっと勉強する!」
で終わらせないことが大切です。
★間違いを4つに分けてみよう
テストが返ってきたら、間違えた問題を次のように分類してみましょう。
①知識不足
「そもそも公式を覚えていなかった」
「英単語の意味が分からなかった」
「社会の用語を覚えていなかった」
という問題です。
この場合は、単純に知識を補う必要があります。
ただし、答えを赤ペンで書いて終わるのではなく、
数日後にもう一度、自力で答えられるか確認すること
までが復習です。
②理解不足
公式や単語は知っていたけれど、
「どう使えばいいのか分からなかった」
というタイプです。
数学の文章問題や英語の文法問題などでよくあります。
この場合は、解説を読むだけでなく、
似た問題を自力で解ける状態にすること
が必要です。
「解説を読んだら分かった!」
で終わると、次のテストで再会したときに、
「……どちら様でしたっけ?」
となることがあります。
分かったことと、解けることは別です。
★③ケアレスミス
「符号を間違えた」
「問題文の条件を読み落とした」
「英単語のスペルを1文字間違えた」
などです。
ここで注意したいのが、
全部を『ケアレスミス』で片づけないこと。
「気をつけます!」
だけでは、次のテストでも同じミスが起こる可能性があります。
なぜ間違えたのか、もう一段深く考えてみましょう。
たとえば、
- 途中式を書かなかった
- 見直しの時間を取れなかった
- 問題文に線を引かなかった
- 暗算しすぎた
など、ミスにも原因があります。
原因が分かれば、
「途中式を書く」
「答えに単位があるか最後に確認する」
など、具体的な対策ができます。
★④時間不足
「分かっていたのに最後まで解けなかった」
という場合です。
これは、知識だけではなくテストの受け方にも改善点があります。
難しい問題に10分以上悩んでしまったり、前半を慎重に解きすぎたりすると、後半の問題に手をつけられなくなることがあります。
そんな場合は普段から、
時間を決めて問題を解く練習
をしてみましょう。
「20分でここまで」
「この大問は5分以内」
など、時間を意識するだけでも本番での動きは変わります。
★テスト直しは「答えを書くこと」ではない
テスト直しというと、
間違えた問題の横に正解を書いて終わり。
という人もいます。
でも、それでは「答え写し」になってしまいます。
本当に大切なのは、
もう一度同じテストを受けたら正解できる状態にすることです。
おすすめは、
- 間違えた理由を確認する
- 解説を見ながら理解する
- 答えを隠す
- もう一度自力で解く
- 数日後に再挑戦する
という流れ。
特に⑤が重要です。
その日に解けても、3日後には忘れていることがあります。
人間の記憶は、こちらが思っている以上に自由奔放です。
だからこそ、
時間を空けてもう一度解く
ことが、定着につながります。
★次のテストで「何を変えるか」を1つ決める
振り返りをしたら、最後に次のテストまでに変えることを決めましょう。
ただし、
「次は頑張る!」
だけでは少し曖昧です。
たとえば、
- 学校ワークを2週間前までに1周する
- 英単語を毎日10個覚える
- 数学は途中式を書く
- テスト直しを返却から3日以内に終える
など、具体的な行動にするのがおすすめです。
たくさん決める必要はありません。
まずは、
「次のテストではこれを変える」
というものを1つ決めるだけでも十分です。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、テストの点数だけを見るのではなく、
「なぜこの結果になったのか」
を一緒に考えることを大切にしています。
たとえば点数が下がったとしても、
以前できなかった問題が解けるようになっていることもあります。
反対に点数が上がっていても、
たまたま得意な単元が多かっただけで、苦手が残っている場合もあります。
だからこそ、
点数→原因→改善方法
という順番で考えることが重要です。
また、先生から
「ここを勉強しなさい」
と言われたことだけをやるのではなく、
自分で、
「ここができなかった」
「次はこれを変えよう」
と考えられるようになることも、自立学習への大切な一歩です。
★テスト返却は「反省会」ではなく「作戦会議」
点数が思ったより低かったとき、
「もっと勉強しておけばよかった……」
と反省することもあるでしょう。
でも、反省だけで終わってしまうと次にはつながりません。
テストが返ってきたら、
反省会ではなく、次のテストに向けた作戦会議
をしてみてください。
「何点だったか」だけでなく、
「なぜ間違えたのか」
「次は何を変えるのか」
まで考えられれば、今回のテストは次の成長につながります。
ヒーローズ志都呂校では、テスト結果や学校ワークの状況なども確認しながら、一人ひとりの苦手や勉強方法に合わせた学習を進めています。
「テスト直しをどうすればいいか分からない」
「勉強しているのに点数につながらない」
「次のテストに向けて何から始めればいいか分からない」
といった場合も、お気軽にご相談ください。
無料体験授業・学習相談受付中です。
今回のテストを「終わったテスト」にするのではなく、次のテストの点数を上げるための材料にしていきましょう。
個別指導学院ヒーローズ志都呂校









