「テスト勉強を始めよう!」
そう思って机に向かったものの、
「……で、何をやればいいんだっけ?」
となった経験はありませんか?
学校ワークを最初から全部やる。
教科書を最初から読む。
ノートを1ページ目から見返す。
もちろん、それも勉強です。
でも、すでにできる問題まで毎回最初からやっていると、時間がいくらあっても足りません。
そこでおすすめなのが、
「できなかった問題」だけを集めた、自分専用の弱点リストを作ること。
これがあるだけで、
「今日は何を復習しよう?」
と迷う時間をかなり減らせます。
★勉強は「全部やる」より「できないところを減らす」
たとえば数学のワークが50問あったとします。
そのうち、
40問はすぐ解ける。
10問は間違えた。
この場合、次の日も50問全部を最初からやる必要があるでしょうか?
もちろん時間に余裕があれば悪くありません。
しかし、テストまでの時間が限られているなら、
まず優先したいのは間違えた10問です。
勉強というと、
「何ページやった」
「何時間勉強した」
に注目しがちですが、本当に大切なのは、
できなかったことが、できるようになったか。
ここです。
つまり、
50問解いて10問間違える
↓
その10問を解き直す
↓
まだ3問間違える
↓
その3問をもう一度やる
という形にすると、だんだん勉強する範囲が絞られていきます。
最初は山だった弱点が、少しずつ小さくなっていくイメージです。
★弱点リストは「きれいなノート」でなくていい
「弱点リストを作ろう!」
というと、
新しいノートを買って、色ペンを用意して、タイトルを書いて……
と始めたくなる人もいるかもしれません。
そして気づけば、
弱点を克服するより、ノートを完成させることが目的になっている。
これは勉強あるあるです。
弱点リストは、きれいである必要はありません。
たとえば、
- 数学ワークP32の③
- 英語ワークP18の並べ替え
- 理科「電流と電圧」
- 社会「江戸時代の改革」
- 英単語 because のスペル
この程度でも十分です。
ノートでも、付箋でも、スマホのメモでも構いません。
ポイントは、
「あとで見たときに、自分が何を復習すればいいか分かること」
です。
★「×」だけではなく「△」も残しておこう
弱点リストに入れたいのは、完全に間違えた問題だけではありません。
おすすめは、
○・△・×
の3段階で分ける方法です。
○=自力ですぐ解けた
△=解けたけれど自信がない・時間がかかった
×=間違えた・分からなかった
実は、この「△」が意外と重要です。
テスト本番では、
「見たことある!」
「たしかこうだったような……」
という問題ほど危険です。
完全に分からない問題なら復習しようと思いますが、中途半端に分かっている問題はそのまま放置されやすいからです。
だから、
△も立派な弱点候補。
テスト前には×だけでなく、△も確認しておきましょう。
★間違えた理由も一言書いておく
さらに効果的なのが、
「なぜ間違えたのか」も一緒に残すことです。
たとえば、
「公式を忘れた」
「符号ミス」
「英単語を覚えていなかった」
「問題文を読み違えた」
「解き方そのものが分からない」
など。
同じ間違いでも、原因によって対策が変わります。
公式を忘れたなら暗記。
計算ミスなら途中式の見直し。
問題文の読み違いなら、条件に線を引く。
このように、
問題+原因
をセットにしておくと、自分の弱点の「傾向」も見えてきます。
「自分、毎回符号で間違えてるな……」
と気づけば、それだけでも次のテストで注意するポイントになります。
★弱点リストは「作って終わり」にしない
ここが一番大切です。
弱点リストを作って、
「完成した!きれいにまとまった!」
で満足してはいけません。
弱点リストは、眺めるものではなく、
解き直すためのリストです。
おすすめは、
- 間違えた問題をリストに入れる
- その日のうちに解き直す
- 翌日また解く
- 数日後にもう一度解く
- 自力で解けたらリストから外す
という流れです。
リストから問題が消えていくと、
「できない問題が減っている」
ことが目で見て分かります。
これは達成感にもつながります。
勉強というと、
「まだこんなにやらなきゃ……」
と思いがちですが、
「あとこれだけできればいい!」
と見えるだけで、かなり取り組みやすくなります。
★テスト前の「何をすればいい?」がなくなる
弱点リストを普段から作っておく最大のメリットは、テスト前です。
テスト1週間前になってから、
「どこから勉強しよう……」
と悩む必要がありません。
リストを開けば、
自分ができていないところが、そのままテスト勉強のメニューになっています。
これはかなり便利です。
学校ワークを何周もする場合でも、
2周目以降は△・×を中心に取り組めば効率が上がります。
全部を均等に勉強するのではなく、
苦手なところに時間を多く使う。
限られた勉強時間を有効に使うためにも大切な考え方です。
◆ヒーローズ志都呂校が大切にしていること
ヒーローズ志都呂校では、
ただたくさん問題を解くことより、
「どこができていないのかを自分で把握すること」
を大切にしています。
先生から、
「今日はここをやろう」
と言われた問題だけを解くのではなく、
「この問題はまだ不安」
「ここはもう一度やったほうがいい」
と自分で判断できるようになることは、自立学習への大切な一歩です。
そして、
間違えること自体は悪いことではありません。
むしろ、
間違えた問題は「次にできるようになる場所」を教えてくれるヒントです。
間違いを隠すのではなく、集めて、解き直して、少しずつ減らしていく。
そうすることで、
「何を勉強したらいいのか分からない」
という状態から、
「今日はこれをできるようにしよう」
という勉強に変わっていきます。
★弱点は「集める」と攻略しやすくなる
苦手な問題がいろいろなワークやプリントに散らばっていると、
それだけで復習するのが面倒になります。
だからこそ、
できなかった問題を一か所に集める。
まずはこれだけでもOKです。
今日の宿題や学校ワークで間違えた問題があったら、
「あとでもう一度やる問題」
としてメモしてみてください。
自分専用の弱点リストができてくると、勉強は少しずつ、
「全部やらなきゃ」から「これをできるようにすればいい」
へ変わっていきます。
ヒーローズ志都呂校では、一人ひとりの理解度や間違い方を確認しながら、必要な問題に戻って学習を進めています。
「勉強しているけれど何を復習すればいいか分からない」
「学校ワークをやっても同じ問題をまた間違えてしまう」
「自分で勉強を進められるようになりたい」
といったお悩みも、お気軽にご相談ください。
無料体験授業・学習相談受付中です。
まずは今日間違えた問題を1つ、**「次にできるようにする問題」**として残すところから始めてみましょう。
個別指導学院ヒーローズ志都呂校









