こんにちは! 個別指導学院ヒーローズ富塚校、教室長の鈴木です。
「うちの子、学校のワークを3周も5周もやって、あんなに頑張ったのに…」
「テストで少し問題を変えられたら、全く手が動かなかったみたいで…」
「周回練習」は、テスト勉強の王道です。お子さんが真面目に、愚直に努力されている姿は、本当に素晴らしいと思います。 しかし、その努力がなぜか結果に結びつかない…。
もし、そんな悔しい思いをされているとしたら、お子さんの勉強法が、いつの間にか「勉強」ではなく、「早押しクイズの練習」になってしまっているからかもしれません。
「早押しクイズ練習」という落とし穴
どういうことか。
「早押しクイズ」は、問題文が読まれた瞬間に「答え」を当てるゲームですよね。「この問題が来たら、答えはコレ!」という、「問題」と「答え」を1対1で暗記する作業です。
お子さんがワークの2周目、3周目に取り組むとき… だんだん内容を覚えてくると、問題文を見た瞬間に、答えが頭に浮かんでしまいませんか?
「あ、これ、知ってる。答えは『7』だ」
「この問題、前にやった。答えは『連立方程式』って書けばいいんでしょ」
こうなってしまうと、脳は「考える」ことをやめてしまいます。
「問題」→「(思考停止)」→「答え」 という回路が完成し、ただただ「知っている問題の答えを、思い出すスピード」が上がるだけ。
これでは、テスト本番で「はじめまして」の応用問題に出会ったときに、全く太刀打ちできないのは当然なのです。
お子さんの努力を「点数」に変える、本当の「周回練習」とは?
では、成績が本当に上がる「周回練習」とは何でしょうか? それは、「答え」を覚えるのではなく、「答えにたどり着くまでのプロセス(考え方)」を周回することです。
「早押しクイズ」になっていないか、ご家庭でぜひお子さんのノートを見てあげてください。もし、答えだけが書かれているようでしたら、この「思考プロセス」を意識させてあげる必要があります。
例えば、数学の文章題だと…
- ダメな周回練習: 「この問題」→「答えは 7」
- 良い周回練習: 「この問題」→ 「① 手がかりは?("合計" "2つの" という言葉があるな)」 「② どの道具を使う?(連立方程式かな?)」 「③ なぜそれを選ぶ?(2つの式が作れそうだから)」 「④ どう使う?(何をxとyにするか決めて、式を立てて…)」 →「答えは 7」
私たちが身につけさせるべきは、答えそのものではなく、その間にある「①〜④の考え方」「手がかりの見つけ方」「道具の選び方」なんです。
「キツい」練習こそが、「本物の学力」を作る
「考え方」を周回するこの勉強法は、正直、とてもキツいです。 「答え」だけを覚える練習の、何倍も脳が疲れます。
しかし、このキツい練習こそが、お子さんの頭の中に「応用力」という、誰にも奪えない最強の武器を作ってくれます。
ヒーローズ富塚校では、お子さんがこの「早押しクイズ」のワナに陥っていないか、常にチェックしています。 「なぜ、その答えになったの?」 「この問題、どうやって考えた?」 そんな、一番キツくて、一番大事な「なぜ?」の部分を、私たちは生徒の隣で一緒に悩み、考える仲間でありたいと思っています。
お子さんの「勉強の量」は足りているのに、なぜか「質」が伴っていない…と少しでも感じたら、ぜひ一度、私たちにご相談ください。









