浜松市で子育てを頑張るお母さん、お父さん、こんにちは!
個別指導学院ヒーローズ富塚校、教室長の鈴木です。
先日、ある保護者の方から、こんなご相談をいただきました。
「テストが返ってきたのですが、数学の文章題がほぼ白紙でした。本人に聞くと、『文章が長すぎて、読むのを途中でやめちゃった』と…。計算問題はできているのに、本当にもったいなくて…」
国語だけでなく、数学や理科、社会でも、問題文が長くなった途端にお子さんの手がピタッと止まってしまう…。これは、非常に多くのお子さんに見られる現象です。
でも、どうか「うちの子は読解力がない」「やる気がない」と結論づけてしまわないでください。 それは能力の問題ではなく、お子さんが「活字の量という、分厚い壁」を前にして、戦う前から心が折れてしまっているだけなのかもしれません。その根っこにあるのは、文章を読むことそのものへの「不安」です。
大丈夫です。どんなに高く見える壁にも、ちゃんと登るための「階段」はあります。今日は、ご家庭で始められる、その最初の小さな一歩から、テストで点が取れるようになる具体的なステップまでお話しします。
ステップ①:「解く」より「慣れる」。心の準備運動から始めよう
計算はできるのに、文章題になると手が止まる。 そんなお子様にまず必要なのは、難しい問題を解く練習ではありません。何よりも先に、「文章を読むって、意外と怖くないかも」と感じてもらうことです。活字へのアレルギー反応を、少しずつ和らげていきましょう。
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「好きなもの」で、活字の壁を崩す
いきなり勉強用の長文問題に挑戦する必要は全くありません。お子さんが夢中になっているゲームの攻略サイト、好きなスポーツ選手のインタビュー記事、何でも構いません。「これは勉強だ」と意識させずに、活字を読むことへの抵抗感を溶かしてあげることが最優先です。 -
「音読」で、文章を"体感"する
もし活字への抵抗が少し和らいできたら、次は「音読」が非常に効果的です。黙って目で追うだけだった文章を声に出して読むと、視覚情報に聴覚や触覚が加わり、脳へのインプットが格段にリッチになります。一日5分、教科書の短いお話を一緒に読んでみるだけでも、お子さんの脳には大きな変化が生まれます。
ステップ②:「分解」して「見える化」する。壁を階段に変えるスキル
心の準備運動ができたら、いよいよテストの文章題と向き合うスキルを身につけます。長い文章に圧倒されないためのコツは、「長い文章」を「情報のパーツ」に分解してしまうことです。
例えば、お子さんと一緒にこんなルールを決めて、問題文に印をつけてみてください。
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聞かれていること(問い)には、赤で下線を引く
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重要な条件や数字には、青で□(四角)を囲む
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登場人物には、緑で〇(丸)をつける
たったこれだけです。 この作業を行うだけで、長くて複雑に見えた文章が、「ゴール(問い)」と「使うべき道具(条件)」が整理された、シンプルな設計図に見えてきます。文章題が苦手なお子さんは、この「情報を整理する」というステップを飛ばして、いきなり解こうとして混乱していることが多いのです。
ヒーローズでは、お子さんの隣で「情報の整理」をナビゲートします
私たちは、ただ「これをやりなさい」と課題を与えるだけでは、本当の力はつかないと考えています。
「なぜ、この子はこの文章を読みたがらないんだろう?」
「どこに、心のブレーキがかかっているんだろう?」
ヒーローズでは、まずその原因を、生徒との対話の中から丁寧に見つけ出します。そして、お子さんの隣に座り、一緒に問題文を読みながら、
「この文章で、ゴールは何を聞かれているんだっけ?」
「問題を解くためのヒント(条件)は、どこに隠れているかな?」
と問いかけ、文章から情報を正しく抜き出す思考のプロセスを、一つひとつナビゲートしていきます。
文章題は、国語だけの問題ではありません。数学、理科、社会…すべての学力の土台です。 もし、お子さんの「読むことへの不安」が、テストの点数に現れてしまっていると感じたら、ぜひ一度、そのお悩みを聞かせに来てください。
お子さんの「読む不安」を「解ける自信」に変えるための「作戦会議」を、一緒にさせていただければ嬉しいです。










