こんにちは!浜松市富塚町の個別指導学院ヒーローズ富塚校の鈴木です。
- 「うちの子、自分から全然勉強しなくて…」
- 「気づくと、毎日『勉強しなさい!』って言っちゃってる…」
保護者の皆様から、こうしたお悩みを伺うことは少なくありません。お子様に自ら学習に向かってほしい、というのは、多くの親御さんに共通する願いですよね。
でも、毎日「勉強しなさい!」と言い続けるのは、言う側も言われる側も、少ししんどくなってしまうことも…。時には、親子関係が少しギクシャクしたり、かえってお子様の「やる気」を削いでしまったりする可能性も否定できません。
そこで今回は、「勉強しなさい!」という言葉を少しでも減らし、お子様が自ら机に向かうきっかけを作るための、ご家庭での「声かけ」や関わり方のヒントをいくつかご紹介します。これは、私たちヒーローズ富塚校が日々の指導で大切にしている考え方にも繋がっています。
つい「勉強しなさい!」と言ってしまう… その気持ち、わかります
毎日お子様のことを見ていると、「将来のために、ちゃんと勉強してほしい」「ゲームばかりしないで、やるべきことをやってほしい」と感じるのは、親としてごく自然な気持ちですよね。
その背景には、
- ・お子様の将来や成績を「心配」する気持ち
- ・コツコツ努力する「習慣」を身につけてほしいという願い
- ・やるべきことをやる「責任感」を育てたいという想い
- ・なかなか勉強を始めない姿への「焦り」
など、お子様を深く想う「親心」があるはずです。
その大切な想いを、少しだけ違う「言葉」や「関わり方」で伝えてみることで、お子様の心に届きやすくなるかもしれません。
「勉強しなさい!」を減らすための【5つのヒント】
ガミガミ叱る代わりに、こんなアプローチを試してみませんか?
ヒント①:まずは環境から!「~できる環境あるよ」作戦
勉強しなさい!」と言う前に、お子様が「よし、やるか」と思える環境は整っていますか?
例えば…
- テレビやスマホが気にならない場所に、勉強スペースを用意してみる。
- 「〇時~〇時は、一緒に静かに過ごす時間(勉強タイム)にしてみない?」と時間を区切ってみる。
まずは、行動しやすい環境を整えてあげる「準備」の声かけも有効です。
ヒント②:具体的な行動を促す!「まず、〇〇だけやってみない?」作戦
「勉強」という大きな塊ではなく、「数学のワーク、まず1ページだけやってみようか?」「15分だけ英単語、一緒に確認する?」など、具体的で、すぐに取りかかれる小さな行動を提案してみましょう。「それだけなら…」と、始めるハードルがぐっと下がります。
ヒント③:結果よりプロセス!「頑張ってるね!」をキャッチ&リリース作戦
テストの点数や「できた・できない」という結果だけでなく、勉強に向かう姿勢や努力そのものを具体的に見つけて、言葉にして伝えてあげてください。「難しい問題に挑戦してるね!」「昨日より〇分長く集中できたじゃん!」「自分で計画立てて始めたんだ、えらい!」など。過程を認められる経験が、お子様の自己肯定感を育みます。
ヒント④:命令ではなく相談!「一緒に考えようか?」作戦
「次のテスト、どうしたい?」「目標点数は?」「そのために、いつ、どのくらい勉強できそうかな?」など、一方的に指示するのではなく、お子様の意見を聞きながら、一緒に目標や計画を立てるスタンスで関わってみましょう。自分で決めたことは、「やらされ感」が減り、主体的に取り組みやすくなります。
ヒント⑤:勉強以外の話も大切に!「最近どう?」作戦
段から、勉強以外の会話(学校での出来事、友達とのこと、好きなことなど)も大切にし、何でも話せる良好な親子関係を築いておくことが、実はとても重要です。「勉強しなさい」という言葉も、普段の関係性が土台にあれば、受け止め方が変わってくるはずです。
家庭と塾の連携で、もっと効果的に!
お子様の学習意欲や習慣は、ご家庭と私たち塾が連携することで、より効果的に育んでいくことができます。
- ■情報共有しましょう!:
ヒーローズでは、面談や連絡アプリ「コミル」などを通じて、塾でのお子様の様子(特に「学び発見ログ」での気づきなど)をお伝えしています。ぜひ、ご家庭での学習の様子や、うまくいった声かけ、お困りの点なども、気軽に私たちに共有してください。 - ■アプローチを揃えましょう!:
例えば、ご家庭でも塾でも「結果だけでなくプロセスを褒める」という関わり方を意識するなど、一貫したメッセージでお子様に接することで、お子様は安心して学習に取り組めます。 - ■塾を頼ってください!:
モチベーションの維持や具体的な学習計画の立て方などは、私たち学習のプロの腕の見せ所でもあります。「家ではどうしても親子喧嘩になってしまう…」といった場合も、一人で抱え込まず、ぜひ私たちにご相談ください。 ご家庭と塾、それぞれの役割分担をしながら、一緒にお子様の成長をサポートしていきます。
今回のまとめ
つい言ってしまう「勉強しなさい!」を減らすためのヒントとして
- ①環境を整える
- ②具体的な行動を促す
- ③プロセスを褒める
- ④一緒に計画する
- ⑤普段の会話を大切にする
という5つのアプローチをご紹介しました。
すぐに完璧にできなくても大丈夫です。焦らず、根気強く、お子様のタイプに合わせて、できることから少しずつ試してみてくださいね。大切なのは、お子様の気持ちに寄り添い、頑張りを認め、自ら学ぶ力を信じてサポートし続けることだと思います。
ヒーローズ富塚校では、個別指導を通じて、お子様の学習面はもちろん、「やる気を引き出し、自ら学ぶ力を育む」ためのサポートに全力で取り組んでいます。保護者の皆様としっかり連携を取りながら、お子様の成長を一緒に応援できることを楽しみにしています。
家庭学習での悩みや、お子様への関わり方についてのご相談も、いつでも大歓迎です。個別相談でお待ちしております!