HERO'S本厚木校のブログをご覧頂き誠にありがとうございます！

コロナウイルスの影響で大きな影響を受けた学校や教育業界。

今、現在生活は日常に近づいていますが、まだまだ学校や試験に関しては影響が大きく残っています。

その影響をシリーズで皆様にお伝えしながら、HERO'Sでの対応をご説明して參ります。第1回は、高校一年生編です。

今年の高校一年生は受験が終わった後、すぐにコロナ禍の自粛に入り、入学式や部活動の入部、学校生活の基礎を築くのに大きく影響が出ました。その中でも大きかったのは2つで、「勉強の基礎を築くのが遅れた」「部活動の入部者が激減した」という点です。

まず、勉強の基礎を築くのが遅れたという点、上位の生徒さんは受験が終わった後も勉強をコツコツしている生徒さんが多いのですが、あまり勉強が得意ではない生徒さんは例年、受験が終わった後大きく羽を伸ばす生徒さんがほとんどです。ただし、普段であればば、高校に入る頃には新たに学校も始まり勉強も難しくなることで、調子を取り戻して勉強の基礎を築いていくのですが、今年はその始まるはずの授業がなくなってしまった為折角受験勉強で培った毎日の勉強習慣を取り戻せなくなってしまったり、学校や勉強自体が嫌になってしまい不登校の生徒さんも例年に比べ多くなっているのが現状です。実際、今年は通信制の学校が人気で満員欠員待ちという学校も多いようです。

HERO'Sでもそういった不登校の生徒さんからのご相談が増えており、しっかりとその生徒さんの目的を聞きつつ最適な方法をご提案しています。全ての方が入塾に至るわけではないですが、話を聞けただけでも良かったという保護者様も多く、皆さん不安が大きいと感じております。もし、今学校に行けなくなったり不安が大きいというご家庭は一度ご相談だけでも（本人なしでお母様とだけでも）お話させて頂ければと思います。

2つ目には部活動に入る生徒さんが激減した、ということです。私は、部活動でしか培えない能力もたくさんあると考えているので部活動の積極的な参加は応援しています。しかし、4、5月の自粛期間が明けても日頃の活動も制限されたり、危険を感じる生徒さんが多いことで部活動を避ける傾向は未だにあります。そうすると、どうなるかというと、普段よりもテストの平均点が大きく上がっているという傾向が特に中位層の高校で起きています。

当たり前ですが、部活動がないぶん今まで以上に勉強する時間が増えている生徒さんが多いことの表れで、部活動をやっている生徒さん達は勉強の質を上げたり、時間をうまく捻出しないとなかなか太刀打ちできなくなっています。実際HERO'Sでも今までは内申点を狙いに行っていた生徒さんが、一般入試も検討したりと影響が出始めているので、スタートダッシュに遅れてしまった生徒さん等は計画が大きく狂う危険性が出てきています。今だけの影響と思わずに受験に対して早く手を打つことを塾では心がてお話をしています。