「教師になりたい」と思ったきっかけ
私が小学生だった頃、将来の夢はプロサッカー選手や、HIKAKINさんのような有名YouTuberになることでした。
当時は「YouTuber」が小学生のなりたい職業ランキングで1位になるほどの人気を誇り、誰もが一度は憧れる存在だったと思います。自分の好きなことで注目され、楽しそうに活躍している姿に、子どもながらに心を惹かれていました。
しかし、中学生になって現実を知りました。
「世の中ってそんなに甘くないんだな」
ということに気づいたのです。
そんなとき、ふと目にしたのが「ごくせん」というドラマでした。かなり前に放送されていた作品でしたが、それを見たとき、私は初めて「教師って、かっこいいな」と思ったのです。
それまで出会ったことのないような、生徒に本気で寄り添う先生が描かれていて、強く心を打たれました。
そこから私は、教師が登場するさまざまなドラマを見るようになりました。
「3年A組」「金八先生」「ドラゴン桜」など、有名な作品は一通り見たと思います。
そして気づいたのです。
「教師という仕事には、いろんな可能性がある」
ということに。
中学生のとき、生徒として先生と話す時間はとても楽しかった記憶があります。
だからこそ、今度は逆の立場、つまり先生として生徒と関わる時間も、きっと楽しいに違いない。そう思うようになりました。
また、教師になれば部活動の顧問として、生徒たちとスポーツを通して関わることもできます。
プレイヤーとしてではなく、指導者として関われるという点にも魅力を感じました。
自分の「好きだったこと」を、次の世代につないでいけるというのは、教師ならではの特権だと思います。
そして高校生になると、学校生活はさらに楽しくなりました。
体育祭、文化祭、球技大会など、行事はどれも盛り上がりが尋常ではなく、まさに「青春」という言葉がぴったりの毎日でした。
友達と笑い合い、全力で取り組む時間は、今でもかけがえのない宝物です。
そんな日々を過ごす中で、私はある確信を持ちました。
「自分はお金よりも、楽しく働ける職場で仕事がしたい」
それが本音だったのです。
そして、そういう職場の代表が「高校の先生」だと強く感じました。
生徒たちと本気で向き合い、共に笑い、時には悩みながら、成長を支えていく――
それは自分にとって、とても魅力的な仕事に思えたのです。
現在私は、その夢を叶えるために大学で教職課程を履修し、教師になるために必要な知識や力を身につけている最中です。
「先生になりたい」――
そんな気持ちを持ったあの日から今まで、その思いは少しも揺らいでいません。
将来、誰かの人生に影響を与えられるような、そんな先生になれるよう、これからも努力していきたいと思っています。











