こんにちは、ヒーローズ中野南台校の君島です。
最近、指導中に感情を表す言葉を頻繁に使うようになりました。
例えば連立方程式において、「xの係数が揃っていると嬉しい」
「S=1/2*ab sinCの気持ちは、2辺とその間の角が分かっていると面積が分かるということ」
などなど...
この、途中式の気持ちや公式の気持ちというもの
実は勉強が得意な人は共通で持っている感覚なのではないでしょうか?
私が数学の問題を解くときは作問者の気持ちが分かりますし、
公式を見れば暗記ではなくその意図を読み取ろうとします。
同様に国語が得意な人も、作問者の気持ちが読めるでしょうし、
当然作中の登場人物の気持ちも分かります。
歴史が得意な人は、施行された政策の気持ちが分かりますし、
理科が得意な人は、実験の意図や分子原子の気持ちになります。
気持ちを分かるというととても抽象的ですが、
分かりやすく言うと「物事の本質が分かる」ということだと思います。
微分の本質は平均変化率の極限値であり、指数を下ろして1引く作業ではありません。
テイラー展開の本質は接戦の傾きから多項式に近似することであり、n次導関数/n!*x^nを計算する作業ではありません。
私の指導の最終目標は、物事の本質から理解できるようにすることです。
普段の解説から本質情報を混ぜて伝えたり、将来本質理解に役立つ情報を付け加えたりしています。
既に高得点を取られている生徒さんは、あと一歩を本質理解によって踏み出せるでしょう。
あと一歩高得点に近づきたい、勉強を楽しみたいという方
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