昨日は以前担当していた教室の卒業生が顔を出しに来てくれました‼
しばらく見ない間にすっかり逞しく成長していて嬉しかったです。
今年の受験生も全員志望校に合格できるように全力でサポートしていきます!
新学期になり、中学一年生のお問合せが何件かありました。
中学生になると勉強、部活、思春期など色々心配ですよね…
小学校と中学校は、同じ義務教育でも様々な面での違いがあります。
この違いに早い段階で慣れることができるかどうかが、充実した中学校生活を送るうえでの重要なポイントの1つです。
そこで今回は、小学校と中学校の違いについて勉強面と生活面から解説します。
中学1年生になるお子さんを持つ方はぜひ参考にしてみてください。
◆勉強面の違い
まずは、勉強面での違いから解説します。
科目の変化や進め方の違い、先生の違いなど様々な違いがあるので、特徴を抑えておきましょう。
▼授業の進め方
小学校の場合、使用する教科書は比較的薄いため、先生も時間に余裕を持って授業を進めることができます。
授業内での復習や予習を行うこともできるので、生徒全員が授業内容に対する理解を深めることが可能です。
基本的には授業内容をしっかり聞いていれば、授業についていくことは十分できるでしょう。
一方、中学校は、教科書で扱う内容が増えるため、授業のスピードがアップします。
小学校のように授業内での復習を行う機会はほとんどないでしょう。
基本的には授業で触れた=理解したという形で進んでいくため、自分で復習を行なっていないと授業についていけなくなる可能性もあります。
▼科目ごと担任の先生が変わる
小学校は、音楽などの一部の教科を除き、担任の先生が全ての科目の授業を行います。
朝礼や昼食の時間も一緒に過ごす先生なので、親しみを持ちやすく、授業での不明点に関しても質問しやすいのが特徴です。
中学校になると、科目ごとに担当の先生がおり、時限ごとに先生が変わります。
色々な先生と関わることができるのはメリットの1つですが、関わる時間の少なさから質問をしづらいと感じる可能性もあります。
▼テスト
小学校のテストは、単元ごとに行われ、テスト内容も基本的な内容が中心のため、難問と呼ばれるような問題はほとんど出てきません。
そのため、高得点を取れる生徒が多く存在します。
中学校になると、単元のテストではなく、「中間」「期末」「学年末」といった形で、決まったタイミングで全教科のテストを行うことになります。
また、テスト問題は、基本的な内容に加え応用力を確認するような問題も出てくるため、難易度は高いと言えるでしょう。
暗記や公式を単純に当てはめるだけでは解けない問題もあるので、平均点を下回ってしまう生徒も出てきます。
◆生活面の違い
ここからは、生活面での違いについて解説します。
多感な時期であることに加え、部活動も始まるので小学校時代とは大きく変化していきます。
▼部活動のスタート
小学校と中学校の大きな違いの1つが、部活動が始まることです。
小学校にもクラブ活動がありますが、部活動はその活動内容がより本格的になります。
学校にもよりますが、部活への参加が決められているケースもあり、多くの生徒が部活動に参加することになるでしょう。
中には、本気で全国大会を目指して厳しい練習を行うところもあり、本気で何かに取り組むことは生徒にとっては貴重な経験になるはずです。
一方で、部活に熱心すぎるあまり、勉強が疎かになってしまうケースも珍しくありません。
部活で疲れているから宿題をしない、授業中に居眠りをしてしまう、となっては本末転倒です。
部活動に参加する場合、勉強と部活の両立を目指す必要があります。
▼親に対する態度の変化
中学生は人生の中でも最も多感な時期です。中学生の本分は勉強ですが、勉強以外のことにも興味を持ちがちです。
また、思春期を迎え親に対して反抗的な態度を取るケースもあります。
これは、ほとんどのご家庭で起こることで、お子さんが大きくなれば自然と解消する問題ではあります。
まとめ
今回は、小学校と中学校の違いについて解説しました。
小学校時代の感覚で中学校生活をスタートさせると様々なギャップに戸惑うことになります。
ぜひ今回ご紹介した内容を踏まえて違いを把握し、より充実した中学校生活を送っていただければと思います。