中学生になると算数から数学と科目名が変わります。
難しくなっているように感じるかもしれませんがそんなことはありません。
数学では負の数や文字を扱うようになるので確かに抽象的にはなりますが 最近の算数では、XやYなどの文字も使っていますので急に難しいことを学習するわけではありません。
では、なぜ多くの生徒さんが中学の数学は難しいと感じるのでしょうか？
中学生になっても数学の得意な人とは？

中学生になって数学が不得意になる人とは？
正の数負の数の計算文字式の計算・一次方程式を解くくらいまでは、きちんと学習していけばそんなに差が開くことはありません。
分岐点となるのはどこでしょうか？
それは、一次方程式をたてる問題、いわゆる「文章問題」と言われる問題です。
得意な人はスラスラと式を作りますが

「速さ・時間・距離が出てくると無理！」
「割合が出てくると訳が分からない」

など、さっぱり式がたてられないという生徒さんが少なくありません。
せっかく一次方程式の解き方を学んで解けるようになったのに肝心の方程式をたてられないのです。

実はこれは、数学の問題ではありません。
数学では、小学校の算数が全て理解できているという前提で学習が進んでいきます。


速さも割合も、5，6年生で学習します。
しかし、必要になるのは5、6年生の算数だけではありません。
速さには時間や距離の単位換算そしてかけ算・わり算が必要です。

割合には、小数のかけ算わり算そして、小数と％と割分厘の換算が必要となります。

突き詰めていくとわり算には足し算引き算も必要で小学一年生からの算数の積み重ねが必要になっています。

4月から中学生になる方は
少しでも先取り学習と思い負の数の計算に取りかかりたいとは思いますが、その前に、小学校で学習したことの総復習をお勧めします。

小学生の時に分からなかったことが中学生になると分かるようになる、なんて都合の良いことは残念ながらおきません。

特に【速さ】【割合】については、完全マスターできるまで学習することをお勧めします。

スモールステップアップで「分かる！」「出来る！」と実感できることが学習を続けられる秘訣です。

ヒーローズ助信校では、学年関係なく生徒さんに必要な単元を考えて学習をしてもらっております。
「今学校でここを習っているから」ではなく生徒さん一人ひとりと向き合って学習カリキュラムを作っていきます‼

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