こちらの地域では、18日(水)から中学校の定期テストが始まります。
今回は、テスト期間中の睡眠についてです。
定期テスト期間中に、徹夜はしないでください。
徹夜に限らず、テスト期間中の慢性的な寝不足も同じことです。
なぜなら、睡眠不足は集中力の著しい低下を引き起こし、いつもはしないミスを引き起こします。
いつもなら理解できることに頭を悩ませたりもします。
夜遅くまで勉強をして、次の日に分かったような気になるのは一時の錯覚です。
徹夜をして「○時間も勉強した!」と思っても、実は気がそれている時間が大半だったりします。
14歳から17歳に必要な睡眠時間は8〜10時間だとされています。
22時に就寝したとしたら翌日6時、23時に就寝したとしたら翌日7時まで睡眠時間を確保するのが理想だということです。
さらには、「寝ることで記憶が定着する」という点にも着目すべきです。
睡眠はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していることをご存知でしょうか。
レム睡眠は身体を休ませ修復させる「浅い眠り」、ノンレム睡眠は脳を休ませる「深い眠り」のことです。
この、レム睡眠中に脳が記憶の整理と定着を行うことが分かっていて、寝ることで記憶が定着することは科学的に証明されていることなのです。
「寝る間も削って勉強しなければ成績は上がらない!」などというのは古い考えです。
しっかり休息と睡眠をとって、効率良く勉強していきましょう。 (以上、SPRIX教育通信から抜粋)