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2026.08.07 コラム

全国学力テスト 正答率から見える特徴

2026年度 小6・中3全国学力テスト

正答率から見える特徴

 

今年4月の全国学力・学習状況調査では、中3は国語・数学・英語(4技能)、小6は国語・算数・理科が実施されました。

 

 [2026年度 全国学力テスト 全国平均正答率]

学年       教科       全国平均正答率

小6       国語       67.0%

小6       算数       58.2%

小6       理科       57.3%

中3       国語       64.2%

中3       数学       57.4%

中3       英語(読む・聞く・書く・話す)    50.4%

※英語は4技能を総合した結果です。2026年度からCBT(コンピュータ実施)による4技能評価が本格実施されました。

 

『正答率から見える特徴』

① 数学・算数は依然として苦戦

小6算数:58.2% 中3数学:57.4%

どちらも6割を下回りました。

 

特に苦手だったのは、

・条件を整理する問題  

・文章題  

・グラフ・表を読み取る問題  

・理由を説明する問題 でした。

 

「計算できる」だけでは正解できず、考え方を説明する力が問われています。

 

② 英語は全国で約半分しか正解できていない

平均正答率:50.4%→最も苦戦した教科となりました。

 

理由としては、

・話す 

・書く 

・英語

で考えるといったアウトプット能力が重視されたためです。

これまでの「単語を覚える」「文法を覚える」だけでは対応が難しくなっています。

 

③ 国語は比較的高いが・・・

国語は、

小6:67.0%

中3:64.2%

と他教科より高めでした。

 

しかし、

・自分の考えを書く 

・根拠を示す

・複数資料を読み比べる

問題では正答率が低く、「読む」から「考えて伝える」へ変化していることが分かります。

 

④ 「知識問題」より「活用問題」で差がつく

今回最も大きな特徴はここです。

 

以前は、覚えているかが中心でした。

現在は、覚えた知識を使えるかが重視されています。

 

例えば数学なら、計算だけではなく

✅ なぜその式になるのか  ✅ どう考えたのか

まで説明できることが求められています。

 

⑤ 平均点が低いから難しいのではない 

「平均が57%だから難しかった」というより、問題の質が変わったという見方が適切です。

 

求められる力は

・考える

・比較する

・判断する

・説明する

です。

 

そのため、普段から

・解き直しをする 

・「なぜそうなる?」を考える

・答えを説明する

このような学習習慣がある生徒ほど、高得点につながりやすい傾向が見られます。

 

保護者の方へ

・全国学力テストから分かったことは、「勉強量」だけでなく「勉強の質」が重要になってきたということです。

・ワークを1回終わらせるだけではなく、「なぜその答えになるのか」を考え、説明できる学習が、これからの定期テストや高校受験で求められます。

・特に数学は、中学2年生までの内容をしっかり理解し、「考える力」を育てることが、高校受験成功への大きな土台になります。

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